一度発した言葉は自分のものではなくなる

一語千金

私たちの人生において、言葉は最も重要であることは疑いようもありません。
しかし、それでは、どうしたら言葉を上手に使えるようになるのでしょうか。

言葉を上手に使うためには、日ごろから言葉について深く研究しておくことが大事です。
普段からの言葉に対する蓄積がなければ、いざというときに、なんともし難いのです。

本を読む

まず、一番の基本は、本を読むことです。

言葉を上手に使えるかどうかは、まずどれだけ多くの言葉を知っているかにかかっています。
自分の中にある言葉のストックがどれだけ有るかが、表現力になるのです。

この言葉のストックを一番簡単に増やすことができるのが、本を読むことです。

それも、できれば小説を読むことです。
ジャンルは特に問いませんが、できるだけ表現の美しい文章を読むようにしてください。

この時に、ただ漫然と読むのではなく、知らない言葉や表現が出てきたら、辞書を引くことです。
こうして、言葉のストックを増やしていけば、それだけ言葉を上手に使うことができるようになるのです。

さらに、これをもう少し深く進めていきます。

相手が喜ぶ言葉を集める

まず、「相手が喜ぶ言葉」を深堀していきます。

「感謝する言葉」
「賞賛する言葉」
「勇気づける言葉」
「相手を燃やす言葉」

これらの言葉を研究してみてください。

それぞれの言葉を50個ほど書き出しそれを一覧表にまとめます。
この作業をするとよく判るのですが、自分のボキャブラリーが圧倒的に少ないことに気がつきます。

これを増やすために、辞書を片手に作業をしてみてください。
さらに、それぞれのカテゴリーをランク付けしてみます。

たとえば、「感謝する言葉」を5段階、または10段階に分けて重み付けをしていきます。

次に反対に「言葉の凶器」についても調べてみてください。

「やる気をなくす言葉」
「頭にくる言葉」

などの凶器言葉をリストアップしてみるのです。

これをやることで、一気にあなたの語彙は豊富になっていきます。
同じ褒めるにしても、数多くのアプローチができるようになっていきます。

面倒だと思わずに、一度でいいのでやってみてください。
コミュニケーション能力が一気に上がっていくことがわかります。

言葉は凶器になる

言葉について勘違いしている人がいますが、一度凶器の言葉を相手に放ってしまったら、二度と取り返しはつきません。
いくら、あとから取り繕うとしても、言葉の凶器が付けた傷は決してなくなりません。

これは、お酒の席だろうと同じです。
人間と人間の関係には、無礼講などという甘えたものは存在しないのです。

なぜなら、人間関係というのは感情のぶつかり合いです。
そこにはただ「好き」か「嫌い」しかなく、それは、一瞬の言葉によって決まったりするのです。

一度発した言葉は、自分のものではなく相手のものなのです。
だからこそ、常日頃から、言葉についてよく知っておき注意深く使う必要があるのです。

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