一度発した言葉は自分のものではなくなる

一語千金

私たちの人生において、言葉は最も重要であることは疑いようもない。なぜなら、言葉は誰かとコミュニケーションをとるために最も基本となるものだからだ。言葉を上手に使うためには、日ごろから言葉について深く研究しておくことが大事だ。普段からの言葉に対する蓄積がなければ、いざというときにどうにもならなくなる。まずは語彙や表現をたくさん蓄積しておくことが必要になる。(内田游雲)

プロフィール:内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。中小企業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを中心に行う。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「洩天機-運の研究」は運をテーマにしている。他にも宇宙の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

言葉を上手に使うために本を読む

私たちの人生において、言葉は最も重要であることは疑いようもない。なぜなら、言葉は誰かとコミュニケーションをとるために最も基本となるものだからだ。しかし、わたしたちはこの言葉について、ほとんど真剣に考えてきていない。

【参考記事】:

それでは、どうしたら言葉を上手に使えるようになるのだろうか。

まず、言葉を上手に使うためには、日ごろから言葉について深く研究しておくことが大事だ。普段からの言葉に対する蓄積がなければ、いざというときにどうにもならなくなる。まずは語彙や表現をたくさん蓄積しておくことが必要になる。そのために一番の基本は、本を読むことだ。

言葉を上手に使えるかどうかは、まずどれだけ多くの言葉を知っているかにかかっている。自分の中にある言葉のストックがどれだけ有るかが、そもまま表現力になるのだ。この言葉のストックを一番簡単に増やすことができるのが、本を読むことなのである。

それも、できれば小説を読むことだ。ジャンルは特に問わないが、できるだけ表現の美しい文章を読むようにしたほうがいい。この時に、ただ漫然と読むのではなく、知らない言葉や表現が出てきたら、辞書を引くことだ。こうして、言葉のストックを増やしていけば、それだけ言葉を上手に使うことができるようになる。

相手が喜ぶ言葉を数多く集める

さらに、これをもう少し深く進めていく。
まず、「相手が喜ぶ言葉」を深堀して集めてみる。

「感謝する言葉」
「賞賛する言葉」
「勇気づける言葉」
「相手を燃やす言葉」

これらの言葉を研究してみることだ。

それぞれの言葉を50個ほど書き出しそれを一覧表にまとめる。この作業をするとよく判るのだが、自分のボキャブラリーが圧倒的に少ないことに気がつくだろう。これを増やすために、辞書を片手に作業をしてみることだ。さらに、それぞれのカテゴリーをランク付けしてみる。

たとえば、「感謝する言葉」を5段階、または10段階に分けて重み付けをしていくのだ。

次は、反対に「言葉の凶器」についても調べてみる。

「やる気をなくす言葉」
「頭にくる言葉」

こうした凶器言葉をリストアップしてみる。

これをやることで、一気にあなたの語彙は豊富になっていく。だれかを褒めるにしても、数多くのアプローチができるようになっていく。

面倒だと思わずに、一度でいいのでやってみることだ。コミュニケーション能力が一気に上がっていくことが実感できるだろう。

言葉の失敗は取り返しがつかない

言葉について勘違いしている人がいるが、一度凶器の言葉を相手に放ってしまったら、二度と取り返しがつかなくなる。いくら、あとから取り繕うとしても、言葉の凶器が付けた傷は決してなくならない。

これは、お酒の席だろうと同じである。

人間と人間の関係には、無礼講などという甘えたものは存在しない。なぜなら、人間関係というのは感情のぶつかり合いだからである。そこにはただ「好き」か「嫌い」しかなく、それは、一瞬の言葉によって決まったりする。

一度発した言葉は、自分のものではなく相手のものである。だからこそ、常日頃から、言葉についてよく知っておき、言葉を注意深く使う必要があるのだ。

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