長期・中期・短期の目標を設定する

profile：内田游雲（うちだ ゆううん）
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。中小企業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを中心に行う。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「運の研究－洩天機－」は運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営（メルマガ編）】も発行中（無料）

ここでは、人生の目的を達成する為の目標の作り方について説明する。

目標を決める場合、まずは、期間をいくつかに区切ってそれぞれに目標を定めたほうがうまくいく。まず、短期・中期・長期の目標を決めることから始めていく。短期、中期、長期の目標を決めれば、一歩一歩目標に近づいていると実感できるため、理想に向かって努力できるようになる。

人生の計画を立てる場合に重要なのは、このように３つのスパンに分けて考えることだ。短期の目標を実現していけば、その度に達成感とスリルを味わえ、大きな目標に向かって常にやる気を維持することができる。

しかし、これが長期の目標しかないと、自分の進歩を計ることが難しく、困難に直面した時に気持ちがくじかれてしまうことになる。

私の場合、基本的に

短期（1ヶ月～1年）

中期（３～５年）

長期（10年）

という大雑把な分け方をして、それぞれに数値的な目標を設定している。

こうした考え方を変える方法は、まず目標を目標期間内に達成できるものにすることだ。来週までに10kg痩せるという目標は普通では不可能である。目標に到達するまでに十分な時間を取る必要があるのだ。

ただし、目標は、自分の可能性を広げるものである必要がある。簡単すぎる目標では成長できない。自分に挑戦し、快適空間から飛び出していくことが必要になっていく。そして、もし目標が達成できないなら、期間を延ばしてもいいし、目標を変更していい。目標は紙に書いてあるだけだから、自由に動かしていいのだ。

それよりも、後から変更してもいいから、まずは長期・中期・短期の目標を数値目標として設定することである。こうすることで、行動に迷わなくなるのだ。

【参考記事】：

2023.07.27

具体的な目標を設定するだけで成功へ近づく

人生の目標を設定するだけで、成功する可能性は飛躍的に向上する。そして、たとえ目標を達成できなくも、何も決めていないよりは、より進歩し、より多くの事を達成しているはずだ。具体的に成功したいのか、ここが決まっていないと、努力の方向もず…

例えば、長期の目標が経済的安定であり、利子、投資、著作権料などといった、働く必要のない収入なども構成要素とするなら、短期の目標は、投資を始めることや、何かクリエイティブな作品を作ることになる。

このように、10年後の長期的目標から、逆算して、中期（３～５年）の目標、短期（３ヶ月～１年）の目標をそれぞれに設定していくのだ。こうすることで、どのような目標でも、そこにたどり着くためのロードマップがしっかりと出来上がる。あとは、そのロードマップに沿って行動をしていけばいいのである。

この時に目標を達成できないことを恐れるあまりに、目標そのものを定めることを避けてしまう人がいる。しかし、そんなことを恐れる必要はまったくない。そもそも目標がなければ、誰もそれに到達することもできないのだ。

こうした考え方を変える方法は、まず目標を目標期間内に達成できるものにすることだ。来週までに10kg痩せるという目標は普通では不可能である。目標に到達するまでに十分な時間を取る必要があるのだ。

ただし、目標は、自分の可能性を広げるものである必要がある。簡単すぎる目標では成長できない。自分に挑戦し、快適空間から飛び出していくことが必要になっていく。そして、もし目標が達成できないなら、期間を延ばしてもいいし、目標を変更していい。目標は紙に書いてあるだけだから、自由に動かしていいのだ。

それよりも、後から変更してもいいから、まずは長期・中期・短期の目標を数値目標として設定することである。こうすることで、行動に迷わなくなるのだ。