物ばかりでなく挨拶や微笑みかけることも与えることである

笑顔を向けることも与えること

まず与えることが重要である

こうした話をすると

「金もないから
何も与えるものがない」

そんなことを言う人がいる

与えるとは、物や金だけを
いうのではない

明るく挨拶をする
優しく微笑みかける

こうしたことも与えることだ

仏教の世界に無財の
七施というのがある

これは、金がなくても、
物がなくても、周りの人々に
喜びを与えていくという布施のことで
その中に慈眼施(優しい眼差し)
和顔施(笑顔)があるのだ

まず基本の日常の中にこそ
重要な部分がある

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無財の七施について

無財の七施とは次の7つである。

1.眼施(げんせ) やさしい眼差(まなざ)しで人に接する
2.和顔悦色施(わげんえつじきせ) にこやかな顔で接する
3.言辞施(ごんじせ) やさしい言葉で接する
4.身施(しんせ) 自分の身体でできることを奉仕する
5.心施(しんせ) 他のために心をくばる
6.床座施(しょうざせ) 席や場所を譲る
7.房舎施(ぼうじゃせ) 自分の家を提供する

これは、金がなくても、物がなくても周りの人々に喜びを与えていくという布施のことだ。まず、ここから考えてみることだ。

これが、「徳」を積むということだ。商売的にも得よりも徳のほうが利益が大きくなる。それどころか、徳からもたらされた利益は、期限が無く、未来の安定的な利益をもたらすものなのだ。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。小規模事業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを専門に行う。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

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