笑顔を向けることも与えること
まず与えることが重要である。こうした話をすると「お金もないから、何も与えるものがない」そんなことを言う人がいる。与えるとは、物やお金だけをいうのではない。明るく挨拶をする。優しく微笑みかける。こうしたことも与えることだ。
まず与えることが重要である。こうした話をすると「お金もないから、何も与えるものがない」そんなことを言う人がいる。与えるとは、物やお金だけをいうのではない。明るく挨拶をする。優しく微笑みかける。こうしたことも与えることだ。
人の最初の評価は、80%が外見の印象で決まる。それは、他人にとってだけではなく自分自身にとっても同じだ。きちっとした格好をしていると、だんだん自信が付いてくるし、ボロボロの格好をしていると、どんどん自信を亡くしていく。服装は徐々にその人の内面にまで影響を与えていくのだ。
私たちは、物事を判断する材料として、常識や社会通念を使う。しかし、この常識や社会通念が、そもそも事実と違うことが多い。むしろ、事実と違うことのほうが多いといっていいだろう。だから、多くの人が物事の判断を誤るし、上手くいかないことが出てくる。
いたずらに正義を振りかざすよりも、起きたことから何を学ぶかの方が重要である。しかし、人はすぐ他人を裁こうとする。その方が気分がいいからだ。しかし、それでは自分は何も得るものがない。それよりも、そこから何かを学ぶ姿勢が大事なのだ。
人間は誰もが、なかなか自分の過ちを認められない。その結果、問題が拡大し、経済的困難が発生したり健康を害したりして、初めて自分の過ちに気づくのだ。もっと早く気づいて修正できれば、簡単なことが、事が重大になるまで気づけないのだ。
他人の誹謗中傷や批判に対して私たちが傷つくのは、それを受け入れてしまうからだ。他人の吐き出す言葉はゴミのような物で、どうでもいいものだ。他人の吐いたゲロをわざわざ拾って、口にすることはない。そんなものは見ないで、ただ無視しておけばいいだけだ。
人間は本能的にモノを持ちたがる。集めたりもする。そうすると壊れたらどうしよう、無くなったらどうしよう、といった悩みに苦しむようになる。減らすことを考えた時、真の安らぎを得ることができるのだ。何かを増やすことは、悩みも増えると知っておくことだ。
誰にも不運や逆境は訪れる。その不運や逆境を嘆いたり呪ったりすると、それが苦しみになる。不運や逆境を受け入れるだけで、その不運や逆境は貴重な経験へと変わっていく。同じ不運や逆境であっても、どのように感じるかだけで、その後の人生が変わっていくのだ。
多くの人は、人間の可能性は無限だと知っている。しかし、なぜか自分のことになると、そんなことはできない、自分にはそういう能力がないと思い込むのだ。この思い込みが行動を止めてしまい、結局、成果を出せない原因の ひとつになってしまうのだ。
私たちは生きている間に数多くの経験をし、その記憶に影響されていく。特に、嫌だったこと、失敗したことなど、負の感情は心から離れないものだ。過去のできごとに引きずられ、自分にブレーキをかけて中途半端な人生になってしまう。