
金持ちになる方法ははっきり判っている
金持ちになる方法は、かなりはっきりと判っている。真面目に働いてさえすれば、金持ちになれるというのは誤解である。今が金持ちで無いなら、今のままの延長線上には、やはり、お金は無いのが当然なのだ。
金持ちになる方法は、かなりはっきりと判っている。真面目に働いてさえすれば、金持ちになれるというのは誤解である。今が金持ちで無いなら、今のままの延長線上には、やはり、お金は無いのが当然なのだ。
知識というのは、ただ、知っているだけではダメで、富を得るという明確な目的に向けて体系化し、活用しなければ富の蓄積には結びつかない。知識が力になりうるのは、知識が目標に向けた行動プランの中でしっかりと活用される時だ。
世界中のすべての人が、お金と別れる事も、離婚することも、逃げ出すこともできない。あなたの人生の中で最も長く続く関係は、お金とあなたとの関係である。親のお金に対する話や態度があなたに大きな影響を与えてきた。
お金とは何かということを究明しようとすると、まず、お金の歴史について知っておく必要がある。お金の歴史は、お金の実態が消失し現実感を失う歴史でもある。お金の現実感がなくなるほど、私たちのお金にたいする考えも、大きく変化してきている。
私たちが金について知っているようでいて、あまり知らないと感じるのは、金があらゆるものの象徴になれるからだ。金の本質をこうした象徴と混同して感じるからこそ、金の本当の正体が見えなくなっているのだ。
金のことがちゃんとわかっていないと、金を手に入れることはできないし、いつまで経っても金の問題から開放されない。私たちは、毎日のように金を使って生きていて、その金を稼ぐ為に仕事をしているのに、金のことがよく解らない状態のまま生きている。
グローバリズム(globalism)は、地球を一つの共同体と見なして、世界の一体化(グローバリゼーション)を進める思想である。その本質は、金というパワーを持った一部の人間が、金で暴力装置(軍事力)を雇い弱者を抑圧していく世界なのだ。
お金について学ぶにつれて金がいかに実体のないものかがわかってくる。金に実態がないからどんどん増えていくのだ。世界には金があふれかえっている。この世の中に、無限に存在するもの。それは、空気でも水でもなく、なんと金なのだ。
豊かになるということは、漠然とイメージしていても、それがかなうということはない。どれだけ具体的に望みを明確にできるか、そして、それを実現するための現実的な方法を考え、計画し実行できるかである。
お金を手に入れるためには、何かと引き換えにして手に入れなければならない。つまり、お金を手に入れるためには、コストがかかるということである。生きていく上で「お金」は必要だ。しかし、お金を通じて幸福を得ようとすると、かえって幸福を遠ざけることになる。