
奪うと心が傷つくことになる
利益を追求するあまり
奪うことを考えると長続きしない
それは他者から奪ったことで
自分の心が傷つくからだ
自分の心が傷つくと
自分で自分に罰を与えてしまう
その結果上手くいかなくなるのだ
これは個人でも会社でも同じだ
利益は価値の交換で成り立ち
価値は創造すれば増えていく
利益は奪い合うものではないのだ
奪うよりも与えるほうが得である
他者から奪うことは、反転して奪われることにつながる。奪った人間は表層的には、他人から何かを奪うことで、一見得したように思えますが、結局は、巡り巡って、自分が大きく損失をすることになる。
そこには、この世界の精妙なる因果律がある。
怖いのは、本人がこのことに気づいていないことである。奪うことで得した気分になり、ほかからの大きな損失に気がつかないのだ。
目先の損得だけを考えるのではなく、より大きな視点を持つことで、この世界の因果律が見えてくる。これが見えると、他人から奪うことの怖さも見えてくるのだ。
大きな視点で損得を考えれば、奪うのではなく与えるほうがよほど利益が大きいのである。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲