
正しいという思い込みを捨てる
怒りの原因は、自分が正しいという思い込みからきている。他人を責める気持ちが生じるからだ。正しいとか正しくないというのは相対的な価値観だから絶対ではない。しかし人は自分の価値が絶対だと勝手に思い込むのだ。
怒りの原因は、自分が正しいという思い込みからきている。他人を責める気持ちが生じるからだ。正しいとか正しくないというのは相対的な価値観だから絶対ではない。しかし人は自分の価値が絶対だと勝手に思い込むのだ。
人が生きていく上での問題の多くは人間関係である。それぞれの人が、それぞれの思いや考えで暮らしているので衝突する。これはもう避けようがない。そうであれば正面から受けて立つばかりではなく避けて受け流すことも必要になる。
日本人の特徴として感情表現が下手なことがある。日本人は、口に出さなくても伝わるだろうと思いがちだ。しかし、実際には口に出さないと伝わない。特に好意は、恥ずかしがったり、照れたりしないで、しっかりと言葉に出したほうが伝わるものだ。
人の魅力とは何だろうか。美人とか、ハンサムとか、人格とか、いろいろ思い浮かぶ。一言で言ってしまえば、魅力とはまた会いたいと思わせることである。別れた後でもう一度会いたい。こう思う人は魅力のある人だ。
幸福になる為に重要なことは、人間関係を整理することだ。スマホの連絡先やSNSなどで。名前を聞くだけでネガティブな感覚になる人とは、連絡を取る意味はまったくない。だから、電話番号やメアドは削除し、LineやSNSはブロックする。
誰もが愛されたいと心から願うのだが、愛されたいという思いが、強くなればなるほど愛されなくなる。誰もが愛されたいと願っているために、愛を与える人が少ないのだ。こうして愛を求めれば求めるほど、愛は遠くに逃げていくことになる。
他人に大事にされたければ、自分で自分のことをまず大事にすることだ。自分を大切にしていれば、周囲からも大切にされる。これが基本中の基本だ。自分が大事にしないものを誰が大事にしてくれるだろうか。まずは、自分が自分を大事にすることだ。
あなたに関係する人は、すべて何らかの役目を持っていてその役目が終わったら去っていく。だから、無理に追っかけたり引き止めたりする必要はない。それは哀しいことではなく単に役目が終わったということなのだ。どんな人とでも必ず別れがくる。
その人のことを表しているのが、何が好きか?何を大事にしているか?ということだ。どれだけ表面上に美辞麗句を並べても、そこには真実の姿がはっきり現れている。どういう行動をするのか、何に価値を見出すのか?それを知ることで本当の姿が見える。
他人の顔色ばかり伺い、評価ばかり気にしている人は、自分の人生を生きていない。他人が、どのように思おうが、それは自分の人生にとってどうでもいいことだ。しかし、私たちはどうしてもこうした周りの評価に振り回されて生きてしまう。