
人間は幸運に恐れを抱く
なぜか幸運に出会うと
怖れる人が多い
そんなばかなと
思うかもしれないが
大きな幸運が訪れると
「そんな訳は無い」
とか
「これは何かの
落とし穴かもしれない」
とか
「いいことばかり続くわけが無い」
などと勝手に思い込むのだ
幸運は、ただ訪れるだけなので
素直に受け取ればいいのだが
そこで勝手に恐れを抱いて
遠ざけてしまうのだ
訪れたものは、
好いことでも悪いことでも
ただ素直に受け取ればいい
不幸も幸運も半々ずつやってくる
人間はなぜか、幸福に対して注視せずに、不幸に目が行く性質がある。これは、不幸のほうが危機を感じるからだ。生存本能がそうさせてしまうのである。
だから、人間は幸運よりも不幸の方にセンサーが働く。そして人間は、不幸にばかり目がいってしまうことになるのだ。
一方幸運に対しては、センサーが働かないので、幸運の中にさえも、不幸を探し求めてしまうことになる。これが、人間の持つ不幸になりやすい性質なのだ。
しかし実際は、不幸も幸運も半々ずつ存在する。その幸運をただ素直に受け入れ、喜ぶだけでで、人生はもっと幸福になっていけるのである。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
profile:内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。中小企業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを中心に行う。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)