
自分は正義という思い込みが争いを産む
争いの元になる感情には
自分は正しくて相手が間違っている
こうした考え方がある
自分が正しいから
相手が悪いはずだ
だから争いをしてでも
自分の正義を貫き通す
これが、根本の間違いだ
ものごとの正邪を決める
物差しなど存在しない
正邪は時代や宗教など
その世界によって変わるからだ
だから、すべての面から見て
絶対に正しいことなど
この世には存在しない
存在しない正義を振りかざすから
争いが起こってしまうのだ
争いとは妄想の産物である
世の中の争いごとのほどんどが、自分は正しいという思い込みから始まります。
世界中で起きている争いや戦争の多くも、こうして始まるのです。
さらに正しいか正しくないかという基準も、自分で勝手に決めた基準です。
自分の考える正義というのは、必ずしも正しいとは限らないものです。
そして、その正義を振りかざすことで、雰囲気を台無しにしたり、むしろ相手に迷惑をかけることになります。
争いとは、こうした妄想の産物なのです。
そして、それは結局のところ、自分だけではなく周りをも巻き込んで不幸にしていくのです。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲