
未来の不安は現在の幸福まで台無しにする
未来を不安に思うことは
誰でも同じようにあるものだ
しかし、その不安を
大きく感じ過ぎて
現在の幸福さえ
感じられなくなっている人が
あまりに多いのである
今ある幸福を見ずに
将来の不安を見つめていては
せっかくある今の幸福が
感じられなくなるのだ
現在をしっかり見つめて
今に生きることが
じつは一番幸せに
なれる道なのである
幸福は目の前にある
まだ来ぬ未来に不安を抱くことは、現在の幸福までも台無しにしてしまう。
もちろん未来を不安に思うことは、誰でも同じようにある。しかし、そもそも不安というものは、どうなるかわからない状態なのだから、当たり前のように、誰もが未来を不安に感じるものなのである。つまり、ただ未来のことを考えるだけで、全ての人間は、不安の感情に突き当たるのだ。
しかし、その不安を大きく感じ過ぎて、現在の幸福さえ感じられなくなっている人が、世の中には、あまりに多くいる。将来を心配するあまり、今あるものを見ることができないのだ。
その不安を感じる未来は、まだ、現実ではなく不確定なものである。今ある幸福を見ずに、将来の不安を見つめているだけては、せっかくある今の幸福が、まったく感じられなくなってしまうのである。
未来はまだ起きていない。どうなるかもわからない。だから不安を感じるのだが、それを心配しても、まったく意味の無い事である。
それよりも、現在をしっかり見つめて、今、この場でやるべきことをやることが、じつは、一番うまくいく道なのだ。幸福とは、未来にあるものではなく目の前の足元にあるからなのだ。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲