凡事の中に大きなヒントが隠されている

凡事を極める

【参考記事】:

食べることを見直すと気がつくことがあります。
それは、私達がただ漫然と食べ物を口に入れているという事実です。

朝は、とりあえずパンを焼いてコーヒーを飲む。
昼は、とりあえず近くの蕎麦屋でそばを食べる。
夜は、飲み会だからとりあえずビール・・・。

なぜか食べることは、ほとんど、とりあえずで始まっているのです。

しかし、食べるということは、まずは肉体を作り、エネルギーを充填し、そのうえ快楽につながるとても重要な行為です。
しかし、その重要な行為を、私たちは、とりあえずで済ましてしまっています。

珈琲道を追求してみる

茶道の開祖である千利休は、お茶を淹れる事、飲むことを極めようとしました。
たった一杯のお茶を淹れる行為、お茶を飲む行為を、芸術にまで高めたのです。

一方私たちは、ただ「とりあえず」で漫然とやり過ごしている。
この差が、積み上がって大きな違いとなるのです。

試しに、コーヒーを飲むというなんとなくの行為を見直してみてください。
そして、利休に負けないくらいの珈琲道を追求してみてください。

どうすればコーヒーを美味しく飲めるかを考え抜いてみてください。

コーヒー豆はどんなのがいいのか?
豆の挽き方は?
焙煎は?
淹れ方は?
水はどういった水がいいのか?
コーヒーカップはどんなのがいいのか?
更には、何処で何時誰と飲むのがいいのか?

考えることは無数に存在するのです。

その中で、自分が一番いいと思うのは、どの組み合わせなのか・・・
こうした先に茶道に通じる珈琲道が、垣間見えてきます。

「たかがコーヒーに
 そんなこと考えちゃいられない。」

そう思うかもしれません。

しかし、これを仕事の「お礼状」に置き換えてみることで、その真実の意味が見えてきます。

仕事の場面を見直してみよう

購入してくれたお客さんにお礼状を出す。
どこの会社でもやっていることです。

では、この「お礼状」について深く考えたことはありますか?

どんなハガキで出したらいいのか?
文面の最初の言葉は何がいいのか?
お礼の言葉はどのような言葉がいいのか?
文末はどのようにしたらいいのか?
手書きがいいのか?
印刷がいいのか?
何で書いたらいいのか?
文字の色は?
何時出すのがいいのか?

少し考えただけでも、これだけの項目が出てきます。

年に何百回と行う名刺交換も同じです。

人生の場面一つ一つに、こうした行為に関して、私たちはとりあえず行っているのです。
この当たり前の中にこそ、人生を豊かにする重大なヒントが隠れています。

ぜひ、そこに気づいてください。

凡事徹底

アタリマエのこと、つまり凡事を極めると、そこには、圧倒的な世界が広がっていきます。

食べることだけではなく、日常のアタリマエを深く見直すことで、新しい世界がひらけていくのです。
凡事を極めるということは、アタリマエをアタリマエでなくすことなのです。

経営の神様と呼ばれた松下幸之助さんや、イエローハット創業者の鍵山秀三郎さんは、「凡事徹底」という言葉をが座右の銘としていました。

身の回りの凡事の中にこそ、人生の大きなヒントが隠されています。
ぜひ、日々のアタリマエを見直してみて、追求してみてください。

【参考記事】:

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