「天運」と「地運」と「人運」と「時運」

運は4つのタイプに分かれる

運というと、どうしても人間の力の及ばないものをイメージしがちだが、決してそんなことはない。人間には避けようのないように見える災害の予測でさえ、現代ではかなり正確な予測ができるし、戦争なようなものでさえもある程度の予測が可能だ。運というのは、ある種の流れのことである。川の流れのように運の流れが存在する。この運の流れを掴んで、その流れに対してどういった行動を取るかで人生を大きく変えることができるのである。(内田游雲)

「運」というものは、人間と同じように、一つとして同じものは存在しない。しかし、こうした運をよく観察してみれば、そのタイプによって「運」も大きく四つのタイプに分けられることが見てとれるのだ。

それは、「天運」「地運」「人運」「時運」の四つである。

「天運」と「地運」

「天運」は、その名の通り天の運とも言え大きな運の流れのことで、どんな人にも平等に訪れる運のことである。典型的な天運としては、地震や豪雨や大洪水といった異常気象があげられる。近年、温暖化の影響か毎年のように河川の氾濫が起きたり土石流によって多くの人が亡くなっている。これは「天運」が非常に荒れてることを意味している。こうした自然現象だけではなく、どんな人にも平等に訪れる大きな運として、戦争、経済なども天運に分類されると考えていいだろう。こうした「天運」の影響ははものすごく大きく、人運などの他の運も天運の影響を大きく受けて荒らされることになる。

「地運」は、その名の通りその土地、その場所の運を表すものだ。占いにおいては「風水」と呼ばれるものになる。影響するのは、その場所に存在する人に対して影響を及ぼすことになる。初めての場所を訪れた時、なぜか判らないが違和感を感じたりする時がある。こうした時に感じ取っているのがこの「地運」になる。このように場所に違和感を感じるときは、その人にとってよくない場合であることも多い。また地運は、大きな地域、例えば日本全体の地運や東京の地運、商売に向いた地運、住宅に向いた地運など、いろいろな地運が存在している。

「人運」と「時運」

「人運」は、その名の通り、人間個々の持つ運になる。この人運には2種類あって、自分が作り出していく「自力運」と他の人から運をもらう「他力運」がある。裕福な家庭に生まれ、何不自由無く過ごせるのであれば、それは他力運に恵まれていることになる。一方の自力運は、その人の努力や頑張りによって訪れる運ということだ。こうした人運は人間関係のなかで生まれてくるものだ。

「時運」とは時の巡り合わせのことで、人と人が巡り会うのもこの時運が大きく関係している。勝負は時の運などと言ったりもするが、時運を掴むにはそのタイミングを合わせることがとても大切になる。何かの行動を起こす時に、この時機を間違えると上手く行かなかったり、スイスイ進んでいったりする。もちろん、こうした時機を合わせるには流れを感じる力を育むとともに、あらゆる物事を観察してタイミングを合わせられるようにしていくことが必要になる。

ほとんどの運は予測が可能

このように、天運、地運、人運、時運は、自然の動き、時と場所の良し悪し、人間関係によって変わってくる。こうした運の流れに乗るには、複雑に絡み合うこれらの運の変化をどれだけ感じ取れるかにかかっている。

ただし、こうした運というと、どうしても人間の力の及ばないものをイメージしがちだが、決してそんなことはない。人間には避けようのないように見える天運でさえ、災害の予測は天気予報などでかなり正確な予測ができるし、戦争なようなものでさえある程度の予測が可能になる。

仮にそうした災害があったとしても、ハザードマップで災害に強い場所を選んでおけば、被害にあいにくくなるし、世界の大きな流れでさえ、地政学や人口動態などを見ていけばある程度予測が可能であり、経済なども国の政策や法律を知っておけば、大まかな予測が可能になる。

人運に関しては、コミュニケーション能力が最大のポイントになるので、それを学べばいいだけだ。

運というのは、ある種の流れのことである。川の流れのように運の流れが存在する。この運の流れを掴んで、その流れに対してどういった行動を取るかで人生が大きく変わるのである。そのためには、世の中を観察し、勉強をし、知識を得て、自分の頭で考え予測することが大事になるのだ。

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