変化と手放し

変化を恐れる心をゆるめ、古い自分を手放すと、新しい運が流れ込んでくる。卒業・別れ・転機はすべて、運が次のステージを用意している合図。しなやかに生きるための「手放す力」を思い出させる言葉。

運命を受け入れると苦しい状況が変わり人生が好転し始める

与えられた運命を従容として受け入れるとやがて運は味方に変わる

人生は運命に逆らうと
かえって状況が悪くなる

それよりも
自分の身に起きた運命を
受け入れた時に
その運が好転していく

これを起きたことを恨んだり
怒っていると悪い方向へ
転がり落ちていくのだ

この人生において
訪れる全てのことを
進んで受け入れてみればいい

そうすることで
物事がうまくいき始める



与えられた運命をすっと受け入れる

「どうして私ばっかりこんな目に・・・」
そう天を仰いだことがある人は少なくない。
不運や逆境は、予告もなくズカズカと人生に入り込んでくる。
まるで居候のように居座って、こちらの都合などおかまいなしだ。
だが、そこで無理やり追い出そうとすればするほど、不思議なことに事態はこじれていく。
これが運命のクセというものらしい。

実は、
「こんな運命なんて認めない!」
と抵抗するほど、心の中には怒りや恨み、悲しみが積もる。
そしてその重さに引きずられて、人生はどんどん歩きにくくなっていく。
苦しみは、実際の出来事よりも、それを拒む気持ちが生み出している場合が多い。

だからこそ、不本意な状況でも、まずは
「これが今の私の運命か」
と、スッと受け入れてみる。
すると、それまで視界を曇らせていたモヤが晴れて、意外と道は続いていることに気づく。
まるで長いトンネルを抜けた先に、小さな光がポツンと灯っているような感覚だ。

受け入れるというのは、あきらめることではない。
むしろそこからが始まりだ。
不運や逆境は、人生のレベルアップを促す“イベント”のようなもの。
攻略すれば確実に経験値が入る。
いや、入ってしまうのだ。

そしておもしろいことに、不運を
「いい経験だった」
と笑って話せる頃には、もう運はすっかり味方になっている。
あの手この手で人生を盛り上げてくれる頼もしい相棒に変わっている。
人は受け入れたものにしか変化を起こせない。
だからまずは、今の状況をまるごと抱きしめるところから始めてみよう。

運命に文句を言うのは卒業して、ちょっと大人の顔してこうつぶやいてみるといい。
「よし、この流れ、乗ってみようか」
と。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
内田游雲が発行する【気の経営(メルマガ編)】はこちら

関連記事一覧

error: Content is protected !!