努力を楽しむ人が成功と運を引き寄せる仕組み

努力し続けることは
とても苦しいことだ
その努力も苦しんでやるのでは
なかなか上手くいかない
眉間にシワを寄せて
続けるのではなく
いろいろな工夫をしながら
苦しみの中に
楽しみを見出すことで
努力は実を結ぶようになる
しかめっ面の努力は報われない
努力が大事なのは、もう百も承知。
けれど、
「努力すれば報われる」
はちょっと怪しい。
眉間にシワを寄せて、歯を食いしばっての努力は、見た目からしてツラそうだし、やってる本人が一番しんどい。
そんな状態で続くわけがないし、そもそも続いたとしても、周囲は気を使ってそっと距離を取る。
人も運も、逃げていく。
一方、楽しそうに努力している人がいる。
やってることは同じなのに、なぜか軽やか。
しかも笑ってる。
呼吸も整ってる。
SNSでは
「がんばってます♡」
などと書いてるのに、全然つらそうじゃない。
なのに結果を出してる。
ズルい。
でも強い。
この違いは、
「努力の中に楽しさを見出しているかどうか」
に尽きる。
苦しみながら耐える努力は、もはや修行。
人生の修行枠はもう十分だ。
これからは
「工夫して楽しむ努力」
が主役になる時代。
たとえば
「今日の自分、なかなかイイね」
と鏡にニヤリとするところから始めるとか。
BGMをお気に入りにするとか。
スケジュール帳にシールを貼るとか。
努力を“ごっこ遊び”に変えるセンスが問われる。
そう、ここで出てくる名言がある。
「楽しむ者には誰も勝てない」。
これは真実だ。
誰も太刀打ちできない。
なぜなら、楽しんでる人はやめないから。
苦しみからは逃げたくなるが、楽しさからは離れられない。
だからコツコツ続く。
工夫して積み重なる。
そして、気づいたら結果がついてくる。
なんなら、楽しそうだから応援されて、人や運まで自然と集まってくる。
頑張っているのに空回りしている人の多くは、
「楽しさ」
を見失っている。
本人は一生懸命なのに、伝わらない。
それって切ない。
せっかくの努力が独り相撲になってしまう。
努力は真面目だけじゃもったいない。笑ってやってこそ価値が出る。
眉間のシワは一旦オフ。
口角を2ミリ上げて、人生のハンドルを持ち直そう。
楽しい努力は、強い。
そしてなにより、運がついてくる。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。