恋愛から逃げていないか

profile：内田游雲（うちだ ゆううん）
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。小規模事業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを専門に行い、30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「運の研究－洩天機－」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営（メルマガ編）】も発行中（無料）

なかなか女性と巡り合えないのは、出会いがないから・・・
はたして、それ本当だろうか？

「出会いがない」

これは、恋愛相談を受けるほとんどの男性から、必ず出てくる言葉だ。もしかしたら、「出会いがない」という言葉で、ただ恋愛から逃げているだけではないだろうか。

「仕事が忙しいから……」
「職場は男性ばかりだから……」

これらはすべて恋愛から逃げる口実である。なぜなら、世の中には仕事が忙しくても、男だらけの職場で働いていても、恋人のいる男性はたくさんいるのだから、今すぐ言い訳をやめて出会いを掴みに出かけるべきなのだ。

言い訳ばかりの恋愛に消極的な姿勢では、せっかく訪れたチャンスも逃がすことになる。恋愛に積極的になることは、決して恥ずかしいことではなく、むしろそういった男性を女性が望んでいることを知るべきである。

男が行動を起こさない限り、女性側はひたすら待つしか無いのだから。

週末の度に、合コンや街コンが開催されているこの世の中で、出会いがないはずなんかはありえない。さらには、出会い系のアプリも驚くほどたくさん出ているのだ。

出会いの場に繰り出すのは、最初は勇気がいるかも知れないが、勇気を出して出ていけば、以外に癖になるはずだ。そして、驚くほど簡単に女性と出会えることが解るものだ。

合コンや街コンに参加することは、もちろん恋人を見つける為ではあるのだが、もう一つ人脈を広げることにも繋がる。実際に、これがなかなかに馬鹿にできない。恋人を作らなきゃと気負うことなく、まずは異性の友達を作るつもりで参加すればいい。

一人の女性の後ろには、100人以上の知り合いの女性がいるのだから、間接的に、出会える可能性も、大きく広がっていく。

出会いがないと消極的になっているときは、まずは、その理由を探ってみることだ。大抵の場合、何かの劣等感から、恋愛に対して後ろ向きになっている場合が多い。

こうしたときには、恋愛セミナーとかに参加してみることだ。そして、ライバルである参加者を客観的に眺めてみてみればいい。世の中には、多くの恋愛セミナーが開催されていて、そこに、恋人がほしい男性が数多く参加している。そこに参加してみて、そのセミナーに来ている男性の顔を見てみればいいのだ。絶対に、自分に自信が持てるようになる。

「こいつはモテないな～」

世の中には、そう思える男がいっぱいいることがわかる。まあ、向こうからもそう思われているかもしれないが。

とにかく、ひとりで悩んでいても「出会いがないから」の逃げ台詞から離れることはできない。何でもいいので、いろいろな行動をやってみればいい。

出会いがないという男性の多くは、自分に自信が持てないからだ。自分に自信がある男性なら、言い訳をするより先に、出会いの場へ繰り出しているはずだ。

恋愛において大事なのは「どうせ俺なんて」と諦めないことである。こうした投げやりな姿勢では、自らチャンスを棒に振っているようなものだ。

基本的に、行動を始めてから理想の恋人ができるまでには数か月～半年はかかる。
なぜなら、恋人が見つかるまでには、それなりに、出会いの数が必要だからだ。

たった1回合コンに参加したぐらいで諦めてしまうのは、実にもったいないことだ。無駄だと思わずに参加し続けているうちに、多様な生き方や考え方に触れることで視野が広がってくるし、そのうちに、気の合う女性がふっと現れるものなのだ。

出会いは求めてこそ訪れるものであり、チャンスは準備していてこそ掴める。これは、恋愛に限るものではなく、人生は全てそういうものだ。

この世界は、男性とほとんど同じ数だけ女性が存在する。あなたと同様に出会いが無い嘆いている女性も、同じ位の数だけいるはずだ。

だから、男性が行動するだけで、この世界は出会いが溢れているのだ。

それを、あなたは指を加えてずっと見ているのか、それとも、ほんの少しの勇気を出してチャレンジするのか。それはあなた次第だ。ただ、ほんの少し行動するだけで、世界があっという間に変わっていくものだ。