正義感を手放すと心の平穏と運気が戻ってくる

戦いや争いの根本には自分が正義だとの思いがある

争いの元になる感情には
自分は正しく相手が間違っている
こうした考え方がある

自分が正しいから
相手が悪いはずだ
だから争いをしてでも
自分の正義を貫き通す

これが、根本の間違いだ

ものごとの正邪を決める
物差しなど存在しない

正邪は時代や宗教など
その世界によって変わるからだ

だから、すべての面から見て
絶対に正しいことなど
この世には存在しない

存在しない正義を振りかざすから
争いが起こってしまうのだ

正義感を手放し運を引き寄せる方法

争いの原因には、
「自分は正しい」
という強い思い込みがある。
だが、その正義感こそが感情コントロールを失わせ、心の平穏を乱す原因となる。
正しい・間違っているという基準は、時代や文化によって変わるもの。
だから、絶対的な正義など存在しないのだ。

自分の正義を振りかざして
「相手が悪い」
と決めつけた瞬間、心の中で争いが生まれる。
そして、その争いのエネルギーは、自分自身の感情をかき乱し、ストレスを増幅させる。
感情の整理ができずに自己主張ばかりしていると、幸運は遠のき、運気も下がってしまう。

では、どうすれば運を引き寄せられるのか?
ポイントは、自分の正しさに固執せず、感情を柔軟にコントロールすること。
「私は正しい!」
「相手が間違っている!」
そう心の中で叫んでしまうと、その言葉が自分自身を縛りつける鎖となる。

そこで試してほしいのが、
「まぁ、そんな考え方もあるよね」
と一歩引いてみること。
心のスペースを広げることで、自分にも他人にも余裕が生まれる。
感情を整え、心を軽くすることで、不要な争いを避けることができるのだ。

さらに、心が軽くなると視野も広がり、自然とポジティブなエネルギーが集まりやすくなる。
運は穏やかな心に宿るもの。
正義感に固執せず、感情を上手にコントロールすることで、運の流れは自分の味方になってくれる。

だからこそ、自分の正義を手放し、心を軽くしてみよう。
その心の余裕こそが、運を引き寄せる最大の秘訣だ。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。

関連記事一覧

error: Content is protected !!