心配しても何も実現できない

人の感情の中でも
特に無意味なものの一つが
心配するということである

優しさの現われだったり
不安から来るものだが
心配することからは
何も生み出さない

ただ、心が右往左往して
不安に振り回されるだけだ

ただ心配するより
その感情を振り切って
何かの行動を起こすことが
解決に近づける方法なのだ

存在しないから心配になる

「心配事があって夜も眠れない」
こうした話もよく聞く。しかし、その心配事は、自分勝手な想像力からくるもので、現実には、まだ存在していないことである。

存在しない未来の出来事を心配してもまったく意味がない。そもそも未来そのものが、まだ存在しないものである。まだ見ぬ未来を恐れるより、いまこの瞬間に向き合い、できる最善のことを行う。

起きていない未来のことに引っかからない。悩まない。たったこれだけで、すべての心配事は解消する。なぜなら、その心配事はまだ、存在すらしていない空想の産物なのだから。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

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内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングや人生のコーチングを専門に行い、30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

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瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。

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