お金を稼ぐことの本質は何に取り組むか

あなたは進む道を間違えていないか

今いるところで、最も多くの収入を得ている人が、そこの最大値でしかない。誰であっても、今歩いている道の先にあるものしか手にできない。それ以外のものが欲しければ、その道から外れることが必要になる。必要だと判断したら、少しでも早く道を変えることが重要になる。道を変える際には、いったん足を止めて、過去との間に一線を引くことだ。今の道の先に望む未来があればそれでいいが、無いのであれば早く道を変えるべきなのだ。(内田游雲)

道の先に有るものしか得られない

お金について、よく質問されるのは、どうすれば今の職を離れずに、もっとお金を稼げるかということだ。この質問の問題点は、今のままでという部分だ。

今いるところで、最も多くの収入を得ている人が、そこの最大値でしかない。例えば、サラリーマンをしていて社長以外で一番大きな収入を得ている人の収入が、可能性のある一番大きな収入となる。そこまでいけるかどうかは別としてあくまで可能性の話だ。

しかし、時々いるのだ。サラリーマンをやりながら、年収1億円などを望む人。それは、無理というものだ。その道の先にそういう収入はない。誰であっても、今歩いている道の先にあるものしか手にできない。それ以外のものが欲しければ、その道から外れることが必要になる。本気でお金持ちになりたいなら、大々的な変化を起こすことが必要なのだ。

スキルの差も多少は影響するが、それは本質ではなく、お金を稼げるかどうかの本質は、「何に取り組んでいるか?」 だ。 さらにいうと 「何に取り組まないように しているか?」である。

今の道に、あなたの望む未来があればそれでいいが、無いのであれば早く道を変えるべきなのだ。

少しでも早く道を変える

会計の世界には「埋没費用」という概念がある。過去の発生した回収不能の費用を指す言葉だ。会社やプロジェクトが投下したまま取り戻せない資金や回収不能のもののことだ。

そして、キャリアにもこの埋没費用がある。あなたは過去に、何週間も、何ヶ月も、時には何年もかけて特定の分野で経験を積んだことは無いだろうか?

しかし、その分野の先に、あなたの目指すものが無い場合には、これらはすべて「埋没費用」となってしまう。同じ場所から動かずにいることは、今やっていることが、全て「埋没費用」になる可能性があるということだ。

だから、もし必要だと判断したら、少しでも早く道を変えることが重要になる。その場合、遠く離れた見知らぬ土地に移るくらいのつもりで変化することだ。

「もし、今の知識を持ったまま過去に戻れるとしたら、
 今やっていることのうちいくつかはやらなかっただろうか?」

この質問を、人生のあらゆる側面、中でも仕事面に当てはめてみることだ。もし、今の仕事をしていなかったら、どんな展開が待ち受けているかを知っていて、もう一度同じ地点に立とうとするだろうか?

もし、二度と繰り返したくないことがあるなら、この状況からどうやってどれくらい急いで抜け出せるだろうか?

これが大事なのだ。

決断して人生をがらりと変える

間違った決断は誰でもある。これは誰もが同じだ。

むしろ人間は間違いだらけだといっていい。問題は、どれだけ長い間その不本意な状況にとどまり続けるかだ。それを決めるのは自分自身だ。勇気を持って決断することで、人生をがらりと変えることができる。

そして、道を変える際には、いったん足を止めて、過去との間に一線を引くことだ。今まで、積み重ねてきた知識とスキルを元に一から始めるのだと言い聞かせる。自分の周りに広がるチャンスを見渡してから、じっくり時間をかけて、現在の知識とスキルと目標に見合った職業や業界を選ぶのだ。

自分の時間と人生を投資する以上くれぐれも慎重を心がけることだ。そうしないと、目的地に到達できない道を選んでしまったり、時間やキャリアを「埋没費用」にしてしまいかねない。

同じ間違いを何度もしないことが人生ではとても重要なのだ。

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