思考が現実をつくるなら起こる出来事すべてに意味がある

あなたの周りに起きる
全ての出来事には
必ず理由がある
いい出来事でも
悪い出来事でも
ちゃんと理由があるのだ
その理由を見つけ出し
克服しないと同じような事が
繰り返し起きることになる
なぜ、それが起こったのか?
その結果、自分がどこへ
向かえば良いのか?
それを考えることが重要である
すべての出来事と
すべての結果は
自分が作り出しているのだ
「偶然」はただの思い違いだった
この世に偶然なんて存在しない。
そう聞くと、ちょっと構えてしまうかもしれない。
でも、よくよく考えてみてほしい。
あの時あの人に出会ったのも、あの出来事が起こったのも、すべて「なぜか」の延長にちゃんと理由がある。
不思議な偶然のように思えたことも、振り返れば「ああ、あれがきっかけだった」と見えてくる。
実際、あなたの今の現実は、過去の思考と選択が積み重なってできている。
今日の靴ずれも、昨日の深夜のチョコレートも、全部、あなたが巻いたタネで咲いた花だ。
咲いた花が予想外な色だったとしても、種はやっぱり自分が撒いた。
「なんでまた同じことが起こるの?」
そう嘆く人がいる。
でもそれは、まだ学ぶべき何かがあるというサイン。
人生は、理解するまで繰り返してくる。
わかるまで、何度でも。
ちょっと手厳しいけれど、愛のあるカリキュラムだ。
逆に言えば、どんな出来事にも意味があると思えば、世界ががらりと違って見えてくる。
腹が立った相手は、あなたの思考のクセを見せてくれる鏡かもしれない。
足止めされた予定は、もっと大事な気づきを運んできているかもしれない。
出来事は、あなたの味方だ。
うまくいかない日も、笑えない日も、ちゃんと方向を示してくれている。
偶然なんて、ただの仮名(かな)。
すべては、あなたが自分を知るために用意された必然の舞台装置だ。
だから、起きたことを
「なんでこんな目に・・・」
と嘆く前に、
「これは何を伝えてくれているんだろう?」
と問いかけてみるといい。
その小さな問いが、あなたの思考と現実を静かに、でも確実に変えていく。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。