願い求めながらも得ることを遠慮してしまう人がいる

得ることを遠慮してしまう人

世の中には強く願って
せっかく努力したのに
いざそれが手に入るときに
遠慮してしまう人がいる

これは強く望むほど
実現しそうになると
何となく恐怖を感じるからだ

人が最も幸福を感じる瞬間は
願いが実現することよりも
願っている時である

それでは、いつまでたっても
次の段階へと進めない

願ったことが実現する時には
素直にそれを受け取ることだ

目の前のものを感謝し受取る

大多数の人が、成功に恵まれない最大の理由は、受け取る能力に問題があることだ。多くの人が、まず自分に自信がなく、自分が十分な成功や富を受け取るのに、ふさわしい人間だと思えないのだ。

実際には、自分に価値があろうが、なかろうが成果を得ることはできる。自分に価値があるのか、無いのかなどというのは作り上げられた幻想である。

さらに、なぜか幸運に出会うと、怖れる人も多くいる。幸運は、ただ訪れるだけなので素直に受け取ればいいのだが、そこで勝手に恐れを抱いて遠ざけてしまう。

訪れたものは、好いことでも悪いことでも、恐れずにただ素直に受け取ればいい。まず目の前にあるものを感謝して受け取ることで、その他のものも順に受け取ることができるようになる。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

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profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングや人生のコーチングを専門に行い、30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

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瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。

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