幸福は分け合うことでこそ自分にも返ってくる

与えることをせずに要求のみを続けると人は苦しくなる

要求だけをし続けると
その要求が叶うどころか
むしろ遠ざかってしまうものだ

なぜなら与えることが
得るための唯一の方法だからだ

これが判らず欲しい欲しいと
ばかり言っていると
飢餓感だけがつのり
苦しみがどんどん増していく

欲しいものが手に入らないと
その飢餓感が怒りに変わり
自分と周囲の両方を
傷つけることになる

まず与えることから
善循環が始まるのだ

幸せを引き寄せるのは与える力

要求ばかりしていると、心がカラカラに乾いてしまう。
『欲しい欲しい!』
と叫べば叫ぶほど、手に入らない苛立ちが募ってくる。
でもね、本当に欲しいものを手に入れる秘訣は、意外にも
『与えること』
にあるのだ。
なんだか皮肉な話だけど。

さて、幸福って何だろう?
ブランドバッグ?
豪華なディナー?
もちろん、それもテンションが上がるけど、心の底から感じる幸福は、誰かと分かち合うことでこそ本領発揮するもの。
周りがニコニコしていてこそ、自分もホクホクな気持ちになれる。

例えば、コンビニで見つけた美味しそうなチョコを友達にポンと渡してみるとか、疲れている相手に『お疲れ様』のひと言をかけてみるとか。
そんなちょっとした行動が、巡り巡って自分の心にもじんわりと返ってくる。
そして気づけば、
『欲しい!』
と叫んでいたものも、いつの間にか自分の手の中にあるものになる。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。

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