人生の目的を明確に持つ
現代社会では、忙しく行動しているのに、たいして成果を上げられていない人が、とても多くなっている。多くの人が目的を明確にしないで生きている為、ただ、なんとなく仕事をしているだけの人生を、送ってしまっているからだ。目的とは、言い換えれば「生命エネルギーを使う理由」だ。貴重な時間や労力、さらに金を使って何かをする理由である。明確な目的がないために、結局のところ、なんとなくの結果しか手にできない。(内田游雲)
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内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
目的を明確にしないで生きる
あなたは、今の人生を生きていく目的を明確にしているだろうか?
あなたは何をする為に生きているのだろうか?
いきなり、こんな質問をされて、すぐに答えられる人はほとんどいないだろう。
現代社会では、忙しく行動しているのに、たいして成果を上げられていない人が、とても多くなっている。朝から晩まで忙しくしているのに、収入がほとんど増えなかったり、仕事がうまくいかなかったりというように、いつまでも同じような繰り返しである人がとても多いのだ。
これはなぜかというと、多くの人が目的を明確にしないで生きている為、ただ、なんとなく仕事をしているだけの人生を送ってしまっている。
そして、明確な目的がないために、結局のところ、なんとなくの結果しか手にできないのである。
「この行動の目的は何なのか?」
こうしたことを常に考えていれば、人生は多少なりとも良くなっていくものだが、それをまったく考えていないので変化がほとんどないことになる。
生命エネルギーを使う理由
例えば、行動の目的が、東京から大阪に向かうと決まっていれば、歩く方向や電車に乗る方向は、大阪になるので大阪に向けて進んでいくことになる。たとえ、回り道をしたとしても、最終的には大阪に近づいていけるだろう。
しかし、ほとんどの人は、そもそも目的地がはっきりしていないので、東京駅付近で、ただ、ぐるぐる歩いているだけなのだ。
目的とは、言い換えれば「生命エネルギーを使う理由」だ。貴重な時間や労力、お金などを使って何かをする理由である。
これが明確になっているかどうかで、結果が変わることは当たり前の行末なのだ。
目的があるおかげで、私たちは毎朝起きることができ、逆境にも立ち向かっていくことができる。困難を乗り越える為の強さを手に入れることもできるのである。目的が明確で確固たるものであれば、必ず道は開けるのだ。
「私はなぜこれをしているのか?」
明確な目的は、この質問に答えを与えてくれるはずだ。
何でもいいので目的を決める
この目的は何であってもかまわない。そもそも、生きる目的ど、そう簡単に理解できるものでもない。それまで身に付けてきた知識や、体験によって少しずつ定まっていくものだ。その上定まったと思ってもまた、目的は少しづつ変わってきたりもする。
しかし、それでも、この目的があれば、どんなにつらい時期も乗り越えられるようになる。そして、その困難を乗り越えた時に、困難に打ち勝ったという自信も得ることができるのだ。
だからこそまずは、目的を持つことである。目的が見つからなければ、一生懸命探すことだ。そして、どうしても見つからなければ、とりあえず何でもいいので目的を強引に決めてしまえばいい。
大金持ちになる。
人の役に立つ。
何でもいいのだ。その目的に向かって行動していくうちに、自ずと本来の目的に気づくものだ。目的を持たない行動は、いくら頑張っても、そのほとんどが無意味な行動になってしまう。
まずは、目的を明確にすること。
ここから始めていけばいい。
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