未来を良くするには習慣を変える
現在の状況は、過去の行動によって創られている。その過去の行動の中でも、最も大きな影響を与えているのが習慣だ。運を良くしたければ、まず、運がよくなる習慣を身に付けなければならない。積み上げられてきた習慣を変えなければ新しい未来には、行き着くことができないのだ。そして、習慣を変えることができるのは、新しい他の習慣だけである。つまり、新しい習慣で、古い習慣を上書きして初めて新しい習慣が身に付くのだ。(内田遊雲)
profile:内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。中小企業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを中心に行う。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「洩天機-運の研究」は運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
習慣があなたの運命を創る
あなたの現在の状況は、過去の行動によって作られている。
その過去の行動の中でも、最も大きな影響を与えているのが「習慣」だ。
なにげない日々の「習慣」によって、今のあなたの状況や環境が創られているのだ。
自分でもなかなか意識していない習慣が、あなたの未来を作り出しているのである。
もし、あなたが今、運が悪いと思うなら、普段の行動の中に運を悪くする「習慣」がある。
だから、この長年積み上げられてきた「習慣」を変えなければ新しい未来には、行き着くことができない。
運を良くしたければ、まず、運がよくなる「習慣」を身に付けなければならない。
今の状況を振り返ってみて、あなたのどのような「習慣」に、あなたの行動が強制されて運が悪くなってきたのかを一度考えてみることだ。
そして、未来を変えたかったら、その運が悪くなった原因の「習慣」を変えていくことだ。
新しい「習慣」で運命を変える
「習慣」を変えることができるのは、新しい他の「習慣」だけである。
つまり、新しい「習慣」で、古い「習慣」を上書きして初めて新しい「習慣」が身に付く。
では、この新しい他の「習慣」は、どうやって創ればいいのだろうか。
「習慣」とは、行動の繰り返しだ。人間は、同じ行動を何度も繰り返すことで、その行動や反応が、簡単かつ自動的に行えるようになる。
なぜなら反復された練習の効果は、いかなる行為も容易にするからだ。
絶えざる繰り返しによりその行為が容易になると、それを行うことが楽しみになる。
楽しみになるが故に、自然にそれを繰り返し行うようになっていく。
こうして同じ行動を何回も行うことで、それが新しい習慣になるのだ。
こうして、新しい良い習慣が誕生する。
こうなることで、はじめて運をよくすることができ、運命は変わっていくのである。
未来を変えるには習慣を変える
未来は、誰でも変えられるものだ。
しかし、この習慣を変えなければ未来は変わらない。
そして、習慣を変える為には、意識的に、何度も行動を繰り返す必要がある。
ここに、多くの人が運命に翻弄される原因がある。
一時的に、未来を変えようと頑張っても、古い習慣に行動が規定されてしまい、結局、何も変えられないで運が悪いまま元の道を歩んでしまうのだ。
この時に、あきらめてしまうか、それとも乗り越えるまでがんばれるか、これが人生を大きく左右することは言うまでもない。
しかし、多くの人が途中で挫折し失敗していく。
結局、壁には何度もぶつかり続けることになるのだから、そこであきらめない頑丈な性格を作り上げることが必要になる。
楽天的な性格が未来を良くする
では、どうすればこの頑丈な性格を作り上げることができるのかというと、その秘訣は「楽天的な習慣」だといえる。
ここでもまた「習慣」が出てくる。
一度、あなたの周りを見渡して見て欲しいのだが、どんなグループでも社会でも、一番幸せで健やかで成功続きで影響力がある人は、楽天家と相場が決まっている。
楽天家の考え方とは、
「何であろうとできると思えばできる。
人はあらゆる問題を解決できる」
こういったものだ。
そして、これを
「何度も繰り返していれば、
いずれは新しい習慣になる」
のである。
あなたも、壁に突き当たったときには、
「大丈夫!すべては上手くいく」
こう思い続けてみればいい。
そうすれば、いつかは、どんなに高く思えた壁も知らないうちに乗り越えているはずだ。
そして、その行動が習慣になった時に運がよくなり、運命が変わっていることに気が付くはずだ。