運は世界の至るところに存在する

「運」の流れを「運気」という。この「運気」は、一定ではなく、濃くなったり薄くなったり、流れが早くなったり遅くなったり、大きかったり、小さかったりする。またその状態も常に同じではなく、刻々と変化していくものだ。運気は、そこら中に漂っていて、まるで、空気のようにあらゆるところに存在する。もちろん、その中には良い運気もあれば悪い運気もある。「運のある人」と「運のない人」の違いは、その気配を感じとって、それに合わせられるかどうかだけの差なのだ。(内田游雲)

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内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングや人生のコーチングを専門に行い、30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

運とは運の流れ=運気のこと

あなたは、運というものを日々の生活の中でどれくらい認識しているだろうか。
ほとんどの人が、運が良かったあるいは運が悪かったという程度の認識ではないかと思う。
占い師でもない限り、丸1日、四六時中、運を意識している人などほとんどいないはずだ。

しかし、たとえ意識していないからといって、何かいいことがあって「今日はついてるぞ」と思うのは、運が自分のほうに流れて来ているときであり、ツイてないと感じるときには、運が自分から遠ざかっている時なのである。

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こうした「運」を感じるためには、「運」を物のように捉えるのではなく、気体のようにイメージすると理解しやすくなる。
だから「運」というよりは「運気」という方が、イメージしやすくなるだろう。

運がいいということは、「運」という気体が自分のところに流れ込んでくる状態であり、運が悪いというのは自分のところから流れ出て去っていく状態だ。
そうイメージできると、運がある日突然にいきなり良くなったり悪くなったりするのではなく、必ずその兆候が少しずつあることが分かるようになる。

運気にはそれぞれ個性がある

こうした「運」の流れを「運気」という。
この「運気」は、一定ではなく、濃くなったり薄くなったり、流れが早くなったり遅くなったり、大きかったり、小さかったりする。またその状態も常に同じではなく、刻々と変化していくものだ。

このように「運気」と一言でいっても、その種類は実に様々で、人間に個性があるように「運気」にも個性がある。
短気な「運気」もあれば、呑気な「運気」もあるし、じっとしている「運気」もあれば、せわしなく動き回る落ち着きのない「運気」もある。

変化していく「運気」に対応する

短気な「運気」が訪れた時にのんびり構えていては、せっかく訪れた「運気」をものにすることはできない。
逆に呑気な「運気」が訪れた時にせっかちな対応をとれば、「運気」は、プイッとそっぽを向いてどこかへ行ってしまうことになる。

また「運気」には、それぞれ色もあって、金の運気は金色をしているし、恋愛の運気はピンク色をしている。
そして、「運気」は刻々と姿形、スケール、動きの振幅、色などを変えていくものなのだ。

さっきまで「おっツイてるぞ」と思っていても、変化していく「運気」に対応しなければ、その「運気」の変化についていけないばかりか、置いてけぼりをくらうことになってしまうのだ。

運気を感じ取れる感性を磨く

こうした様々な種類が存在する「運気」を感じるためには、まず自分の感性を磨かなければならない。

運気は、そこら中に漂っている。まるで、空気のようにあらゆるところに存在する。
もちろん、その中には良い運気もあれば悪い運気もある。

「運のある人」と「運のない人」の違いは、その気配を感じとって、それに合わせられるかどうかだけの差なのだ。

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しかし運気を感じ取る感性がないとそもそも運気の存在すらにも気づくことができない。
運よく生きたければ、こうした感性を磨くようにしたほうがいい。
ここを気づけるようになれば、世の中の見え方が違ってくるし、生き方も変わってくるものだ。

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