騙そうとする人が寄ってくる人
自分だけうまくやろう。自分だけ得をしよう。こういう人が一番騙されやすい。客観的に見ればありえないことも、自分だけが得をしようと考えて判断が曇るのだ。世の中の全ての取引は、双方の利益になってこそ上手く運んでいく。
自分だけうまくやろう。自分だけ得をしよう。こういう人が一番騙されやすい。客観的に見ればありえないことも、自分だけが得をしようと考えて判断が曇るのだ。世の中の全ての取引は、双方の利益になってこそ上手く運んでいく。
世の中の多くの人がなかなか行動を起こせないものだ。それは「失敗したらどうしよう。」そうした恐怖心が芽生えるからである。しかし、何もしないよりも失敗したほうがいいのだ。全く失敗しないで物事が上手くいくことはありえない。
失敗の原因は、それがなんであれ全て自分にその責任がある。しかし、誰もがこれを認めたくない。自分は悪くない。悪いのはあいつだ。こう思いたいのだ。しかし、これが一番成功を遠ざけることである。他者の責任にしているうちは、何も学ぶことはできない。
あなたが手に負えない状況に陥っているのであれば、その相手や状況から距離を置いたほうがいい。距離を置いて、時間をかけ、冷静になってどうすればいいかを考えなおしてみることだ。そうすることで新しい視点が生まれ、新しいアイディアが生まれてくる。
人間というものは、とても辛抱強くできている。たとえ過酷な状況におかれても、それなりに状況に順応することができる。また、人間は変化に対して恐怖を感じる動物でもある。そのため、どんな不幸な状況にあったとしても、その状況に順応し馴染んでしまうのだ。
出会った全ての人に感謝しよう。とても簡単に言われる言葉だ。誰もが知っている言葉でもある。ここにはあなたの嫌いな人や敵も含まれる。そうした人にさえ感謝できるかどうかなのだ。全てのものごとには意味がある。嫌いな人や敵対する人にも意味があるのだ。
美味しいワインに熟成が必要なのと同じように、多くの物事にも熟成する時間が必要である。この熟成による物事の成長を信じることができない人は、美味しい成果を手に入れることが絶対にできない。焦って結果を求めてばかりいると、結局、何も手に入れられなくなる。
人間を縛っているのは、自分で決めたルールであることが多々ある。一度ルールを決めると、今度はそれを守ることが最重要だと思い込んでしまう。自分で自分を縛っているのだ。自分で作ったルールは自分で変えてもかまわない。そうすればもっと楽に生きていくける。
あなたの人生を作っているのは、自分の日々の考えである。考えたことが行動に移され、それが習慣になっていく。習慣が続くことで状況や環境が作られる。だから私たちは良くも悪くも自分で考えた通りの人間にしか絶対になれないのだ。
誰もが、新しい事に取り組むとき失敗を恐れて足がすくむものだ。しかし、失敗を恐れるのではなく失敗しないことを恐るべきである。なぜなら失敗したということは、チャレンジした証拠だからだ。チャレンジしないことは、緩やかな衰退をしていることであるだ。