雇われて安定した収入を得るというリスクに気づけ
今の世界は、紛れもなく資本主義なのだが、「安定した収入」を求めて時間を切り売りして労働に生きている多くの人は「資本主義」で生きているのではなく「労働主義」で生きているのだ。誰もが気付いている通り、資本主義の上に立っている人間は肉体労働をしていない。
今の世界は、紛れもなく資本主義なのだが、「安定した収入」を求めて時間を切り売りして労働に生きている多くの人は「資本主義」で生きているのではなく「労働主義」で生きているのだ。誰もが気付いている通り、資本主義の上に立っている人間は肉体労働をしていない。
時間資本主義の考え方は、私たちが誰も均等に持っている時間を、いかに効果的に使っていくかによって、その人の人生が決まるということだ。あなたの持っている時間は有限である。自分の時間を大切にしようとすると、人間関係を見直す必要が出てくる。
経済的な成功を得るためには、長期的にしっかりと目標を立てることだ。特に大きな目標は長期的に考えることだ。そして、長期での目標がはっきり見えると、今は夢かもしれないが、何をすればいいかが見えてくることになる。
何事も成果には一定の時間がどうしても必要になるが、この時間を待てない人が多い。その結果、慌てて失敗してしまう。人より先んじようとする気持ちが成功から遠ざける。求めるものは十二分に用意されているのだ。
現代社会は時間を容赦なく奪っていく。世の中には、他人に時間を消費させることで儲けようとするビジネスが、数多く口を開けて待っている。こうした罠に無防備に捕まると、他人の儲けの為に人生の大部分を消費させられてしまう。
収入を得ようと思った時に重要な事は、その収入が継続型かどうかだ。世の中の収入は、労働という名の時間を売る仕事がほとんどである。収入を増やしたいとか、複数の収入の流れを得たいと考えた場合、この時間と収入との関係を断ち切らない限りうまくいかない。
現在のような、雇用環境が凄まじく悪化していく世の中で、会社の収入だけに頼るだけではあまりにもリスキーでもうやっていけるはずもない。これからの生き方は、会社に頼るのではなく自分の責任で人生を生きて行く必要がある。
人間というのは、暇なときほど魔が差すものである。暇な時はたいてい、いろいろな事を考え始め、疑い、不安、恐れ、心配事が、心の中に、ふつふつと湧いてくる。優先順位の高いものが存在しない時間や空間は、自動的に優先順位の低いもので満たされていくことになる。
勉強するときに、まず部屋を掃除して、時間割を作って鉛筆削って、そして時間がなくなった。そんな経験を持っている人は、かなり多いと思う。これは人生においても同じで、本来やるべきことほど後回しにされてしまうものだ。その結果、時間が足りなくなりできなくなるのだ。
自分のビジネスを立ち上げれば、功績を築く、富を築く、社会の向上に貢献した商品を提供するといった、多くの満足を得ることができる。だから必要だと思ったら、さっさと起業したほうがいい。複数の収入の流れを構築すべきだ。