不安や心配は現象ではない
多くの人が色々な不安や心配に悩まされ、酷い時には鬱になったり、病気になったりする。しかし、この不安や心配は、自分の中の感情であって現実に起きていることではない。現実ではないのだから、本当は、何も心配することも無く、不安に感じることも無いのだ。
多くの人が色々な不安や心配に悩まされ、酷い時には鬱になったり、病気になったりする。しかし、この不安や心配は、自分の中の感情であって現実に起きていることではない。現実ではないのだから、本当は、何も心配することも無く、不安に感じることも無いのだ。
もっとも力強いポジティブ思考は、感謝することである。世の中の、すべての人・物・事に感謝することができたときに、あらゆるものは味方となる。すべての出来事には、それぞれ意味があり、良い事にも悪い事にも感謝できたときポジティブに受け入れたことになる。
会社を経営していると、ついつい効率を重視し合理的に物事を考えようとする。しかし、仕事をしているのは、感情のある人間だ。この感情に配慮できないと、仕事も会社も社会も悪い方向に向かってしまうことになる。誰のためのビジネスなのか、ここを考えるべきだ。
簡単な仕事ほど、その人の実力が判る。難しい仕事は、誰もが注意深く一生懸命やるので、それほど差が出ないものだ。しかし、簡単な仕事をさせてみると、いい加減であったり、手を抜いたりと本当の姿が見えてくるものである。
夢を持つ人は多くいる。しかし、ほとんどの人の夢は、夢のままで終わってしまう。夢を実現するには、何か特別なことをするのではなく、目の前にある、やるべきことに取り組むことだ。目の前のことを一生懸命やることで、次にやるべきことが見えてくるのだ。
他人の誹謗中傷や批判に対して私たちが傷つくのは、それを受け入れてしまうからだ。他人の吐き出す言葉はゴミのような物で、どうでもいいものだ。他人の吐いたゲロをわざわざ拾って、口にすることはない。そんなものは見ないで、ただ無視しておけばいいだけだ。
人間は本能的にモノを持ちたがる。集めたりもする。そうすると壊れたらどうしよう、無くなったらどうしよう、といった悩みに苦しむようになる。減らすことを考えた時、真の安らぎを得ることができるのだ。何かを増やすことは、悩みも増えると知っておくことだ。
世の中の人は、チャンスは一度きりしかないと思い込んでいる。しかしチャンスは何度でも形を変えてやってくる。一つや二つ失敗したところで、次のチャンスが来るのを待てばいいだけだ。何度でもチャレンジし続けることである。そうすればいつかチャンスは掴める。
人間の感覚は何かと比較することから生まれる。同じ状態のくり返しは、その状態に慣れ感覚が鈍くなるのだ。だから、喜びや嬉しさを感じる為には、哀しみや辛さの記憶が必要になるのである。逆に何の経験も無いところでは、嬉しさや幸せを実感できない。
人が不幸を感じる時は、自分の期待していたことが思いどうりにならなかった時だ。しかし、この期待とは、そもそも自分が勝手に思い込み感情で作り上げたものなのだ。感情で、勝手に期待をし、それがうまくいかないと感情で勝手に不幸を感じてしまうのである。