
お花畑的人生観は終わりにしよう
日本では、毎年のように、水害や土砂崩れで多くの人々が命を落としている。2030年代にはかなりの確率で大地震が起きるともされている。しかし私たちは、自分の人生が永遠に続くかのように錯覚しているのだ。多くの人が、大事件にはそれほど心を騒がせない。
日本では、毎年のように、水害や土砂崩れで多くの人々が命を落としている。2030年代にはかなりの確率で大地震が起きるともされている。しかし私たちは、自分の人生が永遠に続くかのように錯覚しているのだ。多くの人が、大事件にはそれほど心を騒がせない。
仕事だから苦しいのがあたりまえ。仕事だから我慢するのがあたりまえ。こうした考え方は仕事をますます苦しいものへと変えてしまう。仕事だからやらなければいけないことは確かにある。しかし、それは苦しいとか辛いということではない。
他人の思惑に左右され、本当のやりたいことを後回しにする。そんな生き方を多くの人が強いられている。それでは、自分の人生を生きているとは言えない。先延ばしにしてきたことが何であれ、今、それをやると決心するべきである。
いい学校を出たからといって人生は成功するとは限らない。学歴や成績と人生の成功とは、ほとんど無関係といってもいい。そもそも人生は卒業してからの方が圧倒的に長い時間がある。学校時代に失敗をしても取り戻す時間はたくさんあるのだ。
人は誰でも壁に突き当たったり問題に直面したときに、思い悩みイライラしたり心配で夜も眠れなくなる。しかし、どれだけイライラしても、また心配していたとしてもそれは何の解決にもならない。
人生の時間の中でかなりの部分を占めるのが、仕事をする時間だということは紛れもない事実である。この仕事の時間を好きなことに当てられれば、それは、幸福な人生になるはずである。しかし、好きな事をすることと、それを仕事にすることには違いがあるのだ。
問題を抱えている人や夢を描いている人などは、明日どうしようとか未来のの計画に意識がいく。しかし現実的に未来を変えていくのであれば、目の前のことにしっかりと全力で取り組んでいくことだ。未来は今の延長線上にしかない。
自分で価値を作り出せる人は、会社にいても起業してもどちらでも生きていける。社長であれば、事業が発展していく。しかし、そうでない人は、これからの10年間はとても厳しい10年となるだろう。これからの日本は、色々な面で格差がますます広がっていく。
要求だけをし続けると、その要求が叶うどころかむしろ遠ざかってしまうものだ。なぜなら与えることが得るための唯一の方法だからだ。これが判らず欲しい欲しいとばかり言っていると、飢餓感ばかりがつのり苦しみがどんどん増していく。
自分の身に起こるほとんどの問題は、自分自身に原因がある。もっとわかりやすく言えば自分の心や感情がが勝手に問題化しているだけである。だから自分の心や感情を変えるだけで、多くの問題は自然と解決できる。