正しいという思いは不幸を招く
世の中の争いごとのほどんどが、自分は正しいという思い込みから始まる。世界中で起きている争いや戦争の多くもこうして始まるのだ。さらに正しいか、正しくないか、という基準も自分で勝手に決めた基準である。争いとは、こうした妄想の産物なのだ。
世の中の争いごとのほどんどが、自分は正しいという思い込みから始まる。世界中で起きている争いや戦争の多くもこうして始まるのだ。さらに正しいか、正しくないか、という基準も自分で勝手に決めた基準である。争いとは、こうした妄想の産物なのだ。
多くの人は、人間の可能性は無限だと知っている。しかし、なぜか自分のことになると、そんなことはできない、自分にはそういう能力がないと思い込むのだ。この思い込みが行動を止めてしまい、結局、成果を出せない原因の ひとつになってしまうのだ。
人生の幸・不幸は、結局、自分が決めている。世の中で起きるすべての出来事には、幸福・不幸といった色は付いていない。物事に幸・不幸といった色を付けているのは自分自身なのだ。他人が何かをしたから幸福になった。あるいは不幸になったなどは無いのだ。
物事がうまくいかない場合は、一度よく考えてみることだ。もしかしたら本心では、まったく別のものを欲しているかもしれない。不要なものを他人の影響で欲しいと思っているかも知れない。自分が本当に願い欲しているものに、焦点を合わせればそれは実現していく。
人生は学びの場である。しかし、何もなければ人は学ぼうとしない。人それぞれが持つ課題を解決するために学ぶ必要があるのだ。そこで、天は(神は?)試練を与える。一番大切なものを失ったりするのだ。ここまで来てやっと人間は新しい生き方を模索しだす。
怒りの原因は、自分が正しいという思い込みからきている。他人を責める気持ちが生じるからだ。正しいとか正しくないというのは相対的な価値観だから絶対ではない。しかし人は自分の価値が絶対だと勝手に思い込むのだ。
人生そのものに行き詰まりを感じることがある。こうした時は基本となっている常識を一度疑ってみることだ。たいてい最初に思い込んだ常識の部分が間違っている。ここを見直すことによって、ブレイクスルーのきっかけを掴む事ができるものだ。
何かを強く思い込むと思い込んだことは現実化する。良いことであっても悪いことであってもだ。だから自分が何を考えているかをしっかり意識しておくことだ。それが、望まない方向であるならば、実現する前に考えを変えなければ実現されてしまう。
あなたの人生において、望む成果が出ない理由にはだいたい2つあって、(1)スキル不足、(2)独りよがり。この2種類だ。あなたの行動や考え方が正しいかったかどうかは、あなたの今の人生に全て現れている。
私たちは、しばしば、夢の実現を阻むような巨大な壁を自分で作り上げてしまうものだ。自分の壁を壊さない限り夢は掴めない。一度よく夢の実現をを止めている壁について考えてみることだ。そして、自分の道を阻む壁を壊すことを考えてみることである。