
時間だけは増減できない
全ての人間に平等に与えられているのが一日が24時間という時間だ。どんなに権力があっても、どんなにお金があってもこれだけは変えられない。一番大事にすべきものはこの時間なのだ。時間は過ぎてしまった後では取り戻すことができない。
全ての人間に平等に与えられているのが一日が24時間という時間だ。どんなに権力があっても、どんなにお金があってもこれだけは変えられない。一番大事にすべきものはこの時間なのだ。時間は過ぎてしまった後では取り戻すことができない。
幸運というのは、他人が運んでくるものだ。では、どんな人になら幸運をもたらしたいと人は考えるのだろうか?それは“素直な人”だ。何かを言う度に、「でも」や「しかし」とか言い返す人には何かをしてあげたいという気持ちは起きない。
人はどうしても誰かと比べて自分を評価してしまう。これは人間の本能的な衝動なので仕方がないことだ。しかし、だからといって人よりも先に成功しなければと思い込まなくてもいいのである。人生とは決して誰かと比べるものではない。
人が判断を誤るのは、ほとんどの場合焦りや不安からだ。こうした感情は、理性的な判断を狂わせてしまう。人生での大きな失敗は、たいていここに起因するものだ。理性的に判断すれば、本来たいていの問題は避けることが可能である。
人はどんな環境であっても何からでも学ぶことができる。大事なのは、道を追求するその真摯な態度なのである。超一流といわれる人ほどこれがわかっている。だからこそ超一流なのだ。自己を鍛え行動を変える学び方が重要なのである。
人生にはいくつもの波がある。これは避けようがない。しかし、その波が良いのか悪いのかの判断は自分の気持ちと感情なのである。現実には後になってみないと、その波が本当は良いか悪いか判らないものだ。
日本人の特徴として感情表現が下手なことがある。日本人は、口に出さなくても伝わるだろうと思いがちだ。しかし、実際には口に出さないと伝わない。特に好意は、恥ずかしがったり、照れたりしないで、しっかりと言葉に出したほうが伝わるものだ。
人生は波のようなものである。高くなったり低くなったりする。しかし、その転換点は、ほんのちょっとしたきっかけであることが多い。もし今、波の底にいるようならば、いろいろ試してみることだ。その中の何かがきっかけとなって大きく転換するかもしれない。
幸福になる絶対条件は、自分のことが好きであることだ。一番身近にいる自分が嫌いであると、常にその嫌いであることを目にしなければいけなくなる。毎朝、鏡を見るたびに嫌いな自分を見るのでは、幸福には絶対になれないのだ。
人間の持つ直感というのは、かなりの確率であたるものだ。むしろ、その直感を理屈で退けたときの方が問題が起こったりする。だから、なるべくこの直感を大事にすることである。日々感じる違和感をしっかりと自覚してそれに従ってみることだ。