心の警告に従う
誰もが良いということなのに、なんとなく気が進まないという時があるものだ。人間の心というのはじつに精妙にできていて、これは将来に潜んでいる問題を感じ取って、心が警告を発している場合が多いのだ。
誰もが良いということなのに、なんとなく気が進まないという時があるものだ。人間の心というのはじつに精妙にできていて、これは将来に潜んでいる問題を感じ取って、心が警告を発している場合が多いのだ。
全ての人が、金と別れる事も逃げ出すこともできない。人生の中で最も長く続く関係は、金との関係である。親の金に対する話や態度があなたに大きな影響を与え、あなたの金に対する話や態度が子供に大きな影響を与えていく。つまり貧困は連鎖し貧乏は遺伝していくのだ。
幸運というのは無限に存在する。だから、どれだけ受け取っても決して枯れることはない。しかし、人間はどうしても幸運に限界があると思いがちだ。だから幸運を受け取ることを自ら拒否してしまうのだ。
子どもは何の苦労も無く自由に想像したり、自由に夢を描いたりすることができるものだ。あなたが、真の幸福を目指すのであれば、本当に欲しいものを思い出し、もう一度夢見ることを始めるべきなのである。私たちは夢を見ることを忘れてしまっているのだ。
世の中には成功の法則や成功のための書籍があふれかえっている。その中身はどれも似通ってるので、こうした法則には目新しいものはない。問題はそれを実行できる人が少ないことだ。成功するには当たり前のことを当たり前のように実行できることが必要なのである。
成功というのはいきなりそこに到達できることはない。そこにたどり着くためには、目の前の道を一歩一歩歩むしかないのだ。未来というのは今の連続である。だから、今、目の前のことに打ち込んで初めて未来の成功へとつながることになる。
この世界は、常に均衡をもたらす力が働く。あなたが何らかのサービスを施されたら、それに対して報いる必要がある。つまり、ちゃんと対価を払うことが必要なのだ。そうしておかないと、全く別のところで、予期しない損失に見舞われることになる。
あなたの人生に起きる出来事は、全てあなたが考えた結果である。明らかにそうであることも、一見そうでないことでも、全てあなたの選択の結果で引き起こされている。全ての原因を辿れば必ず自分のところに戻ってくる。
私が本が好きでよく読むのだが、そんななかでも、ドリアン助川さんの書いた『バカボンのパパと読む「老子」』がお気に入りだ。「老子」の一説に次のような文がある。「為学日益、為道日損、損之又損 以至於無為、無為而無不為」
自分のことを最も知らないのは自分自身である。過去の経験や周囲の言葉などで自分に対する思い込みが様々に積み重なっているからだ。だから、一度、自分に対するその思い込みを事実かどうか確認してみることだ。そうすることで自分自身に対する真実が見つかる。・・・