目標に関する記事一覧 – 運の研究－洩天機

必死になりすぎると周りの可能性を見落とす

目的を達成するために必死になりすぎると、視野が狭くなり他の可能性を見落としがちだ。必死になるほど思い込んだ道しか見えず、他の可能性が見えなくなる。目的を達成する道には、今より近くて楽な道がある場合もある。視野を広くすれば他の可能性も見つかる。

夢や目標を叶えたければ、段階を設定することだ。その為に道筋が明確になっていないといけない。最初の目標、次の目標、そして、最後の夢の形。こうした段階だ。闇雲に夢を願っても実現しない。次の一歩を明確にし、取り組むことで夢は確実に近づいてくる。

結果を出すためには、行動が重要になるが、行動を起こさせる原動力が、自分自身の心の奥底の部分にある意識である。しかし人間は、日々多くの出来事に影響されていく。そこには自分の望むことの、反対のでき事も数多く起きている。

夢や目標を持ち、それを達成する過程で、多くの人が躓いてしまう理由の多くは、現在の状況と理想とのギャップが大きすぎる為、モチベーションが続かなくなってしまうことにある。夢や目標が叶えられない人のほとんどが、一足飛びにそれを実現しようとする。

とにかく考えて、勉強し、努力をし続けること。ここまでは、才能も運も関係ない。しかし、できている人はほとんどいない。それが現実だ。寸暇を惜しんで勉強する人間がいつまでも下積みで這い回っている。そんなことは絶対にない。

目標を立て行動計画を立てても、たいてい失敗するものだ。大多数の人は、たった一つの計画を立てて、それに失敗すると自分には才能が無いのだと勝手に諦めている。代替案を作ることさえ放棄し、失敗のまま終わるのがほとんどなのだ。

目標を決める場合、まずは、期間をいくつかに区切ってそれぞれに目標を定めたほうがうまくいく。まず、短期・中期・長期の目標を決めることから始めていく。人生の計画を立てる場合に重要なのは、このように３つのスパンに分けて考えることだ。

もう少しで目標に届く。もうちょっとで完成する。こうした時には、誰もがホッとしてしまいがちだ。しかし、このあと少しの状態が、一番危険な時なのである。決して気を抜いてはいけない。それどころか、さらに注意深く、頑張らないと結局、目標に届かなくなる。

夢を抱く人は多くいる。しかし、その夢を実現することのできる人は、現実には、ほんのひと握りでしかない。これが現実である。夢を実現したければ、夢からより具体的な目標に変える必要がある。その目標に向かって行動をしていくことが必要になるのだ。

人生を生きていく上で、目的を決めることはとても重要である。この目的を達成するためには、その前に、いくつかの段階的な目標を設定する必要がある。これを定めておかないと、目的地を目指したとしても、辿り着く前に迷子になってしまうことになる。