自分の思い込みを壊すと道が開ける
人間は誰でも、同じ行動をしていたのでは常に同じ結果となってしまう。結果を変えたければ行動を変える必要があり、その為には、思い込みを変えていくしかない。私たちの行動を規制し望む結果を遠ざけている最大の原因は、おそらく根拠のない思い込みだ。
人間は誰でも、同じ行動をしていたのでは常に同じ結果となってしまう。結果を変えたければ行動を変える必要があり、その為には、思い込みを変えていくしかない。私たちの行動を規制し望む結果を遠ざけている最大の原因は、おそらく根拠のない思い込みだ。
どんな人間であっても、ほとんど思い込みで生きている。誰であっても物事を正確に見ることができないのだ。ここに多くの問題が起きる原因がある。自分の考えはこれまで生きてきた間に刷り込まれてきた価値観であり、それが正しいのかどうかさえ誰もわからない。
人生は、順風満帆にいくことは少ないものだ。必ず挫折が巡ってくる。しかし悲観することはない。多くの場合、挫折した後に、成功のきっかけを得るものである。挫折とは、つまり成功のための練習なのだ。今が辛いときは、その先に必ず大きな成功が待っている。
自分の価値観は他人とは違うものだ。そして、その価値観というフィルターを通して認識している全ては、真実ではないのである。色眼鏡をかけてみている状態だ。そんな状態で何かの判断をすれば、あたりまえに間違うことになる。
自分のことを最も知らないのは自分自身である。過去の経験や周囲の言葉などで自分に対する思い込みが様々に積み重なっているからだ。だから、一度、自分に対するその思い込みを事実かどうか確認してみることだ。そうすることで自分自身に対する真実が見つかる。・・・
争いの元になる感情には、自分は正しくて相手が間違っている、こうした考え方がある。自分が正しいから相手が悪いはずだ、だから争いをしてでも自分の正義を貫き通す。これが、根本の間違いだ。ものごとの正邪を決める物差しなど存在しない。
人は皆、自分のことを歪めて見ているものである。だから、どんなに目を凝らしてみても、真実の姿を見ることはなかなかできない。人間というのは、実に巧妙に自分に嘘をつく。自分の姿を理想の自分に見せようとして、真実を歪めてしまう。
成果を出せない人の典型が、自分にはできっこないと考える人だ。何もやっていないのに。もちろん世の中の全てのことができるはずもないが、自分でできないと決めつけていては最初から絶対にできるはずがない。まず、出来ると思うところからすべては始まるものだ。
事実だと信じている事の多くが、じつは真実ではない。常識や社会通念に囚われていると、多くの人が信じていることが自分にとってあたかも真実になってしまう。物事を判断する材料として常識や社会通念を使うが、この常識や社会通念がそもそも事実と違うことが多いのだ。
誰であっても人生で望むものは何でも手に入るものである。あなたの夢を実現から遠ざけているのは、「夢」と「夢を手に入れる方法」との混同であり思い込みなのだ。その夢が何であれ、その本当の望む姿を自分でしっかり描ければ、あとは無限の可能性が広がっている。