人や物が去っていっても次が用意されている
何かが去っていった時には、次のものが用意されている。いろいろなところで、よく言われる言葉だ。しかし、その去っていた人や物に感謝できて、新しい人や物が現れるのだ。去っていく人をいつまでも恨んだり、去っていく物を惜しがっていてはその空白は埋まらない。
何かが去っていった時には、次のものが用意されている。いろいろなところで、よく言われる言葉だ。しかし、その去っていた人や物に感謝できて、新しい人や物が現れるのだ。去っていく人をいつまでも恨んだり、去っていく物を惜しがっていてはその空白は埋まらない。
今、何かが上手くいっていないということは、まだ、その時機ではないということである。どんな物事であれ、上手くいくタイミングであれば自然と結果が出るものだ。しかしこれが、その時機ではないと、どれだけ頑張ったとしてもなかなか上手くいかない。
人間は誰であっても先を見すぎる傾向がある。先を見すぎて今が見えなくなるのだ。まだ見ぬ未来の不安に怯えて恐怖が心を支配し、一歩が踏み出せなくなってしまう。あなたの人生は日々の選択の積み重ねだ。今この瞬間の積み重ねなのだ。だから、今を生きるしかない。
人間は、見たいものしか見ていないものだ。だから、目の前にあっても、自分が興味のないもの、考えの外にあるものは、認識できないのである。必要なものを探していても、それが、自分が意識しているものでない限り、見ることができない。
あなたの人生は、全てあなたの思いによって作られている。これには、例外はない。すべての物事は自分の心の奥底で考え、そして思っていることなのだ。問題なのは、そのほとんどが意識されないまま、勝手に引き寄せられてしまうことだ。
あなたの人生に起こってくるすべての出来事は、良いことであれ、悪いことであれ、それは、あなたが以前にイメージし感じたことである。常に自分の心を観察し、自分の心に浮かんでくるイメージを監視しなければ、望まないことに振り回される。
人の思いには大きな力がある。ただし、行動がなければ意味はない。思いだけでは何も起きないのだ。思いが行動を促し、行動が習慣となり、そして現実を変えていく。思いだけでは何も起きないが、大事なのが“思い”の部分なのだ。
あなたの人生に起きてくる、すべてのことは誰かのせいや偶然ではなく貴方の選択の結果だ。一見、自分には何の関係もなさそうに見えることでも、どこかの選択がそのことを引き起こしているのだ。
人には色々な口癖がある。その口癖の中でも最も良くないものの一つが「面倒くさい」だ。この言葉は、目指すすべての夢や望みをリセットしてしまう。無意識に出る言葉を一度よく振り返ってみることだ。それがあなたの人生を左右していることが多々あるものだ。