人は恐れるものを引き寄せたり憎んでいるものの姿に自らを似せることがある

人は恐れるものを引き寄せる

誰もが思い当たるように
怖いと思うことほど実現する

これは、恐怖の感情がより強く
潜在意識の中に染み込んで
恐れていることを
引き寄せてしまうからだ

さらに引き寄せるだけではなく
自分からその方向に向かわる

恐怖は心を支配して
実現する力を持ちやすいからだ

しかし、この恐怖とは
未来の実体のないものである

まだ起きていない未来のことを
勝手に想像し現実以上の
恐怖を感じさせるのだ

たとえ最悪の出来事であっても
頭で想像し恐怖しているより
たいていましなものだ

それに気がつけば恐怖心が減り
悪いことも起きにくくなる

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恐怖はひとりでに増幅する

成功を願っても、ほとんどの人がうまくいかない理由は、失敗するのではないかという恐怖心が心を占拠してしまうからだ。

たとえどんなに強く成功を願っても心の中では、
「上手くいかなかったらどうしよう」
「失敗したらどうしよう」
こうした恐怖心によって心が占拠されている。

人間の心というのは不思議なもので、明るい希望を望んでいても暗い恐怖心に引き寄せられてしまうのだ。
しかも、恐怖心は勝手にその内容を増幅していく。

これを避ける為には、まず、自分の心から恐怖を追い出し、客観的に考え、恐怖心を克服することしかないのだ。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。小規模事業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを専門に行い、30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

profile:瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。

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