生きがいとして仕事をする時代
世の中は、振り子のようにある極まで動くと、その反対に戻り始める法則がある。現代の資本主義は、グローバル資本主義へと変遷しその極へと向かっている。もうしばらくしたら、お金中心主義から、人間中心主義に振り子が移っていくことになるだろう。
世の中は、振り子のようにある極まで動くと、その反対に戻り始める法則がある。現代の資本主義は、グローバル資本主義へと変遷しその極へと向かっている。もうしばらくしたら、お金中心主義から、人間中心主義に振り子が移っていくことになるだろう。
今の世界は、紛れもなく資本主義なのだが、「安定した収入」を求めて時間を切り売りして労働に生きている多くの人は「資本主義」で生きているのではなく「労働主義」で生きているのだ。誰もが気付いている通り、資本主義の上に立っている人間は肉体労働をしていない。
誰であっても、今歩いている道の先にあるものしか手にできない。それ以外のものが欲しければ、その道から外れることが必要になる。道を外れることが必要だと判断したら、少しでも早く道を変えることだ。道を変える際には、いったん足を止めて、過去との間に一線を引く。
経済的な成功を得るためには、長期的にしっかりと目標を立てることだ。特に大きな目標は長期的に考えることだ。そして、長期での目標がはっきり見えると、今は夢かもしれないが、何をすればいいかが見えてくることになる。
成功する人の特徴は、常にチャンスを見逃さず、危険を冒す心の準備ができていることだ。成功する人には、「チャンス」が見えている。一方で、金に縁のない人には、「障害」が見えているのだ。
資本主義については、いろいろ意見があるが、あなたが富を求めるならば、その大小にかかわらず、その富への道を支配しているのは、資本主義であることを認める必要がある。、資本主義が有害なように主張する扇動者達の偏見に惑わされてはいけない。
多くの人が、金(経済的な成功)が絡むと「幸運」といった「運」を持ち出したがる。確かに「運」は経済的成功の要因の一つではある。しかし、それだけで金持ちになれたり、成功できるなんてことは決して無い。幸運は、経済的成功の一要因でしかない。
世の中には、金を稼ぎやすい仕事と、なかなか金が稼げない仕事がある。これは、いい悪いということではなく、その仕事の持っている可能性の部分だ。だから、金を稼ぎたかったら、まず金を稼げる可能性のある仕事に付くことが必要になるのだ。
世の中が不安になったり、不景気になると、資格を取ろうとする人が増えてくる。これは、資格があれば金が稼げる、あるいは、仕事にありつけると思うからだ。しかし資格を取ったからといって仕事が見つかることや、収入が上がることはほとんど無い。
私と、リアルに会った人は、金の話をよくするので、「あなたは、金の話ばかりする」「そんなに金が好きなんですか?」とよく言われていた。私は十数年前、会社を閉めた時に極度の貧乏になったことがある。だから、「金があったらな…」と毎日のように思っていた。