誰からも好かれる必要はない
誰からも好かれようとすることはない。そもそも嫌いな人に好かれるのは迷惑でしかない。しかし、多くの人が誰にでも好かれることがいい事だと勘違いしている。誰にでも好かれるということは、当たり障りのない人間だということだ。
誰からも好かれようとすることはない。そもそも嫌いな人に好かれるのは迷惑でしかない。しかし、多くの人が誰にでも好かれることがいい事だと勘違いしている。誰にでも好かれるということは、当たり障りのない人間だということだ。
相手の態度はあなたの態度が反射しているだけである。馬鹿にされたとか怒りをぶつけられたとか、相手を責める前に、まず自分を振り返ることだ。相手はただ鏡と同じなのである。そこには、自分が映っているだけなのだ。自分の心がそのまま跳ね返っているだけだ。
感謝することは運を良くすることにつながる。しかし、ただ待っていたのではなかなか感謝することはできない。人はいつでも自分が正しい。自分が一番だと思いたがるからだ。だから感謝する為には、自ら感謝できることを見つけ出さない限りできないのだ。
よく遠慮することは大事などといわれる。特に女性に多いのだが必要以上に遠慮をするとかえって卑屈に見えるものだ。時には、3回目までは断るほうがいいなどと三顧の礼を勘違いしている人までいる。
怒りの原因は、自分が正しいという思い込みからきている。他人を責める気持ちが生じるからだ。正しいとか正しくないというのは相対的な価値観だから絶対ではない。しかし人は自分の価値が絶対だと勝手に思い込むのだ。
人が生きていく上での問題の多くは人間関係である。それぞれの人が、それぞれの思いや考えで暮らしているので衝突する。これはもう避けようがない。そうであれば正面から受けて立つばかりではなく避けて受け流すことも必要になる。
日本人の特徴として感情表現が下手なことがある。日本人は、口に出さなくても伝わるだろうと思いがちだ。しかし、実際には口に出さないと伝わない。特に好意は、恥ずかしがったり、照れたりしないで、しっかりと言葉に出したほうが伝わるものだ。
人の魅力とは何だろうか?美人とかイケメンとか人格とか、いろいろと思い浮かぶだろう。一言で言ってしまえば、魅力とはまた会いたいと思わせることである。別れた後でもう一度会いたい、こう思う人は魅力のある人だ。
幸福になる為に重要なことは、人間関係を整理することだ。スマホの連絡先やSNSなどで。名前を聞くだけでネガティブな感覚になる人とは、連絡を取る意味はまったくない。だから、電話番号やメアドは削除し、LineやSNSはブロックする。
誰もが愛されたいと心から願うのだが、愛されたいという思いが、強くなればなるほど愛されなくなる。誰もが愛されたいと願っているために、愛を与える人が少ないのだ。こうして愛を求めれば求めるほど、愛は遠くに逃げていくことになる。