心配しながら待つから不安になる
人間は未来に対して不安を持つものだ。将来がどうなるか?結果はどうなるのか?こうした不安をいつも抱えて生きている。しかし、どんなに不安を感じ、そして、心配したところで将来が変わるわけもない。たとえ不安を感じても何もできない。
人間は未来に対して不安を持つものだ。将来がどうなるか?結果はどうなるのか?こうした不安をいつも抱えて生きている。しかし、どんなに不安を感じ、そして、心配したところで将来が変わるわけもない。たとえ不安を感じても何もできない。
間違いや失敗の無い人生などありえない。生きていれば、必ず間違いや失敗がある。だから大事なのは、その間違いや失敗に対して、どのように受け止めるかだ。失敗や間違いを受け入れられる人は、大きく成長することができる。
あなたの今の状態は、全てが完全にあなたが選んだ結果である。今が豊かで幸福な人生であるなら、それは、あなたの選択の結果だ。反対に今が辛くて不幸であっても、それもあなたの選択の結果なのだ。人生は選択の連続である。自分の意思で過去に選んだ結果なのだ。
両手いっぱいに荷物を持って、さらにもっと物を欲しがっても、手に持つことはできない。新しいものを手に入れたかったら、まず、両手いっぱいの荷物を捨てる必要があるのだ。人間関係も同じだ。新しい人間関係を築くには、古い人間関係を整理する必要があるのだ。
誰もが他人にどう思われているかを気にして生きている。でも、自分が思うほど、他人は自分の事を見ていないし気にしてもいない。だから、他人にどう思われようとも、自分がやりたいこと、やるべきことを、ただひたすらにやるだけでよい。
人は誰もが皆、自分のことを解っていない。自分が思っている自分のイメージは、他人の目に写ったイメージなのだ。だから、そこにはあなたの本当の姿は存在しない。他人の主観が作り出したイメージを自分の姿だと思い込み、悩み、苦しんでしまうのだ。
思い入れと思い込みは、似ているようで全く違う。思い入れは、何かに深く思いを寄せることで、そこにはまだ客観的な自分がいる。それが思い込みに変わると、もはや、客観的な自分はどこかに行ってしまい、真実が見えなくなる。
物事がうまくいかない。問題が起こる。こうした時には、最初に自分の考え方が間違っていないかどうか、確認する必要がある。基本の考え方が間違っていると、問題が大きく発生する。これを解決する為には、その元凶となっている自分の考え方を変える必要があるのだ。
習慣というのは恐ろしいもので、そこから抜け出せない限り運命は変わっていかない。しかも、この習慣は、意識していないところでも行動を規制し続けてしまう。慣れている行動は、無意識に今と同じ状況を繰り返すだけになる。
何かを達成しようとした時や、困難に見舞われた時など、解決のため少しでも近い道を行こうとする。しかし、そこには落とし穴が待ち受けていることが往々にしてあるのだ。人生の罠である。状況が切羽詰まっているほど、この罠にはまりやすくなる。