劣等感から自分を解放する

人間は誰でも劣等感を持っている。これは集団の中にいる限り必ず持ってしまうものだ。完全で最高の人間はこの世の中に存在しない。だから全ての人が誰かと比べて必ず劣等感を抱く。しかし他人と比べる愚に気づけば劣等感は自ずと消えていく。

自信とは振り回されない心の状態のこと

自信とは周囲に振り回されない心の状態をいう。自信がないと悩む人はまず自分が自分自身を信じることだ。そうすれば他人もあなたを信じるようになる。他人があなたのことを信じるようになればそれがあなたの自信を支えるようになる。

自分が変わる方が容易い

人は皆、自分が絶対的に正しいと思いがちだ。そして、自分に合わせて他人が変わることを望む。これは誰もが皆同じように思っていて現実にはできない。そうであるならば自分が変われば簡単である。他人との関係は相対的なもので自分が変われば結果的に同じことだ。

悩みの正体は自分自身の反応である

悩みの正体とは自分自身の反応である。何かの出来事に対して「都合がいい」「都合が悪い」そう勝手に思った結果が悩みなのだ。だから悩みそのものは外部から訪れたものではない。悩みは自分が作りだしたので自分自身でしか解決できない。

人生は七転び八起き

どんなに過酷な状況に陥っても人間は立ち上がる力がある。そこで、もうだめだと思ってしまったら起き上がることはできない。起き上がるかどうかは自分の心が決めているのだ。どのような状況でも立ち向かう意志さえあれば、起き上がることはできる。

環境を変えたければ自分が成長する

今の自分の周りにある環境は、すべて自分自身によるものである。自分にとって都合のいい環境でも、都合の悪い環境であっても同じである。あなたの器と同じような環境が周囲にもたらされるのだ。その環境を変えたいのであれば自分が成長するしかない。

やる前から出来ないと決めつけている

成果を出せない人の典型が、自分にはできっこないと考える人だ。何もやっていないのに。もちろん世の中の全てのことができるはずもないが、自分でできないと決めつけていては最初から絶対にできるはずがない。まず、出来ると思うところからすべては始まるものだ。

人は心に合うものしか受け取らない

どのようないい話を聞いても、素晴らしい本を読んでも、人間は自分の心に合うことしか理解しようとしないし、受け取らない。人は自分が欲するものだけを、無意識に選択して受け取る。だから、どうしても理解してもらいたいことは、繰り返し伝える必要がある。

他人ではなく自分がどうしたいか

他人の意見や評価ばかりを気にして、右往左往している人が多くいる。他人がこう言った、他人が評価してくれないと、傷つき悩んでいるのだ。誰もが社会の中で生きているので、ある程度は仕方が無い。しかし、それで自ら傷つくのは本末転倒である。

心配しながら待つから不安になる

人間は未来に対して不安を持つものだ。将来がどうなるか？結果はどうなるのか？こうした不安をいつも抱えて生きている。しかし、どんなに不安を感じ、そして、心配したところで将来が変わるわけもない。たとえ不安を感じても何もできない。