自分を傷つけるのは劣等感や嫉妬の感情
他人の言動は
自分自身が受け入れない限り
それで傷つくことはない
では、何があなたを
傷つけているのだろうか
思い出してほしいのは
他人の言動に激怒する時は
たいてい自分の中に劣等感があり
それを刺激される場合が多いのだ
普段から気にしている部分に
触れられたり指摘されたりした時
人は激怒するのである
それは、自分の中にある
劣等感や嫉妬などが
相手の言葉を刃(やいば)に
変えているのだ
他人の言動というのは
本来は何の力も持っていない
だから、自分がそれをどのように
受け止めるかだけなのである
しかし、多くの人が
他人と比べることで
自分の存在価値を計っている
つまり他人と比べて少しでも
自分のほうがいいと思いたい
いいと思われたいのだ
こうした感情がが刺激されることで
人の言葉に自ら傷つくのである
劣等感や嫉妬で行動しない
誰かと自分を比べてつい焦って何かをしようとすることがある。他人と比較して劣等感を感じたり、うらやましく思い、イライラするのは、誰にでも起こる自然な感情だ。
しかし、このような感情によって衝動的に決断したことは大体うまくいかない。その感情の根本が、劣等感や嫉妬といったネガティブな感情だからである。
これを防ぐためには、自分の絶対的な存在価値を自分の中に見つけ出し、他人との比較から自分を解放することである。
こうすることにより劣等感や嫉妬といった感情を取り去ることができる。つまり、自分は自分であって、他人との比較して優劣を決めることなど、何の意味もない事に気づくことができれば、他人の言動によって心が傷つくことはなくなるのだ。
劣等感や嫉妬は、行動のきっかけをくれるが、それが、道を誤らすことにつながりやすいのである。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
profile:内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。小規模事業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを専門に行い、30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
profile:瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。