夢を追いかけることを忘れてはいけない
あなたは今、夢を追いかけているだろうか?商売の根底には、どのような仕事であっても、この情熱に支えられた夢が必要になる。その夢がお客を引き付け、社員を鼓舞し、売上につながっていく。特に社長は、夢を見るのを止めてはいけない。その夢に惹かれて、多くの人が集まっているのだから。夢を実現するのは、社長としての義務なのである。(内田游雲)
profile:内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。中小企業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを中心に行う。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「洩天機-運の研究」は運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
教育制度が夢をあきらめさせる
あなたは今、夢を追いかけているだろうか?
誰であっても、子供の頃、将来何になりたいか、どんな事を達成したいかについての夢が必ずあったはずだ。しかし、それが成長するにつけ、周囲の善意の人々から
「子供みたいな夢は忘れなさい」
「もっと分別を持ちなさい」
そう言われるようになり、せっかくの夢をあきらめることを覚えてしまうのだ。夢を追いかけることは、決して悪い事ではないはずである。
現在の教育システムは、その大部分において、自立した思考を挫くような仕組みになっている。学校では、全員が同じリズムで歩くように教えている。もちろん決してそのような事を、直接的に表現するわけではない。私たちは、「決められた枠の中」で「ルールに従う」ように教えられるのだ。
これは、小中高大学、もっと言えば幼稚園時代からだ。私たちはトータルで、最低でも16~18年間、こうした教育を受けるのである。もちろん、学校教育は決して無駄ではない。しかし「自分のリズム」で歩くことを邪魔してしまっているということなのだ。
しかし、どの分野においても、抜きん出た功績を残している人は、みな、枠の外に出るここによって、それを達成している。私たちは、自分の夢を、誰に何を言われたとしても、絶対にあきらめる必要はないのだ。
夢を見るのを止めてはいけない
あなたにも夢があるはずだ。もしかしたら、もう忘れてしまったのかも知れないが思い出してみればいい。
「夢を見るのは止めて現実的になれ」
そう、言われて捨ててしまったのかもしれないが、それでもあなたには夢があったはずだ。特に小さな会社の社長は、夢を見るのを止めてはいけない。
その夢に惹かれて、多くの人が集まっているのだから。夢を実現するのは、社長としての義務なのである。そして、その夢を社員に伝え、一緒に実現していけばいい。それが会社を繁栄に導くことになるだろう。
この社会の存在するものは、すべて誰かの夢から始まった。ある普通の人の中に芽生えたちょっとした夢が、全ての発明、全ての技術革新、そして、全ての医学の進歩につながっている。文明の夜明け以来、社会の進歩は全て誰かの夢によってもたらされてきたのだ。
夢を実現する生まれながらの権利がある
あなたにも、夢を実現する生まれながらの権利がある。自分の夢を最大限に生き、夢を用いて本来生きるべき人生を作り上げる権利があるのだ。
子供の時、どんな夢を持っていたか、できるだけたくさん思い出すことだ。そして、他人の意見であきらめてしまった夢がどれだけあるかを数えてみればいい。その全てはあなたの持つ可能性だったのだ。もし、あなたが、夢を見ることを忘れてしまっているとしたら、それはなぜなのかを、考えてみることだ。
商売の根底には、どのような仕事であっても、この情熱に支えられた夢が必要になる。その夢がお客を引き付け、社員を鼓舞し、売上につながっていく。
夢見る人、ビジョンを描く人は、たとえ最初はその実現方法が解からなくても、成し遂げることができる。
最初から、どうやって達成するかということについて、心配する必要は、まったくない。とにかく、自分が何を望むのかが判っていればいい。とりあえず、その夢に向けた一歩を踏み出しさえすれば、次の道が現れてくる。
【参考記事】:
2024.01.09
あなたには大きな夢を見る資格がある
子どもは何の苦労も無く自由に想像したり、自由に夢を描いたりすることができるものだ。あなたが、真の幸福を目指すのであれば、本当に欲しいものを思い出し、もう一度夢見ることを始めるべきなのである。私たちは夢を見ることを忘れてしまっているのだ。…