自分のイメージとは自分が演じた姿
人は誰もが皆、自分のことを解っていない。自分が思っている自分のイメージは、他人の目に写ったイメージなのだ。だから、そこにはあなたの本当の姿は存在しない。他人の主観が作り出したイメージを自分の姿だと思い込み、悩み、苦しんでしまうのだ。
人は誰もが皆、自分のことを解っていない。自分が思っている自分のイメージは、他人の目に写ったイメージなのだ。だから、そこにはあなたの本当の姿は存在しない。他人の主観が作り出したイメージを自分の姿だと思い込み、悩み、苦しんでしまうのだ。
よく自分はこんなに努力しているから、こんなに才能があるから、いつか見つけ出して誰かが引き上げてくれる。そう思っている人がいる。しかし、残念ながらそれはありえないことだ。売り込まなければ、誰も知ることはできない。
夢を実現するためには、まず、その実現した状態を具体的に考え、そこに到達するためのステップを逆算し、一つ一つ計画して実行することが必要だ。その為には、未来から現在を俯瞰的に見ることが重要になる。夢を実現した未来から今を見つめる作業である。
何かが去っていった時には、次のものが用意されている。いろいろなところで、よく言われる言葉だ。しかし、その去っていた人や物に感謝できて、新しい人や物が現れるのだ。去っていく人をいつまでも恨んだり、去っていく物を惜しがっていてはその空白は埋まらない。
人は、どこか特別なところにチャンスがあると、つい勘違いをしがちである。しかし本当のチャンスは、身近にこそあるものだ。目の前のことをしっかりとこなすことで、現実のチャンスを手に入れることができていたことを後から気づくものなのだ。
思い入れと思い込みは、似ているようで全く違う。思い入れは、何かに深く思いを寄せることで、そこにはまだ客観的な自分がいる。それが思い込みに変わると、もはや、客観的な自分はどこかに行ってしまい、真実が見えなくなる。
今、何かが上手くいっていないということは、まだ、その時機ではないということである。どんな物事であれ、上手くいくタイミングであれば自然と結果が出るものだ。しかしこれが、その時機ではないと、どれだけ頑張ったとしてもなかなか上手くいかない。
私たちは、どのような人生を生きるかは人それぞれ自由である。全ての人が持っている素晴らしい権利だ。どんな事であっても時間軸を見抜き、腰を据えて取り組むことが、人生を成功させるカギになるのだ。
物事がうまくいかない。問題が起こる。こうした時には、最初に自分の考え方が間違っていないかどうか、確認する必要がある。基本の考え方が間違っていると、問題が大きく発生する。これを解決する為には、その元凶となっている自分の考え方を変える必要があるのだ。
質量転換という言葉がある。「量の積み重ねがあってこそ、ある時に、質的な変化を引きおこす」そういう意味になる。いわゆる“数稽古”というものだ。ただ、闇雲に同じことを数やったとしても、そこに進歩はない。一つ一つの行動に新しい工夫を凝らして進歩が生まれる。