
人は望み通りの人生を歩む
これまでの人生は、常に大きな問題がつきまとっていた。一つの問題が解決すると、別の複数の問題が出現すると行った具合である。よく考えれば、私の好きな事は、問題を分析し、推理し、戦略を立て、それを実行していくことなのだ。
これまでの人生は、常に大きな問題がつきまとっていた。一つの問題が解決すると、別の複数の問題が出現すると行った具合である。よく考えれば、私の好きな事は、問題を分析し、推理し、戦略を立て、それを実行していくことなのだ。
自由というのは、耳障りのいい言葉だが、自由を選んだ結果、自由を決断した結果や行動した結果を、良い事も悪いことも、自分で引き受けることが求められる。それでも自由が欲しいなら、全ての結果を受け入れるという覚悟を決めることだ。
多くの人が自分の人生をもっと大事にするべきである。自分自身が、自分をもっと大事に考えないといけない。やりたいことができないということは、心の中に不満をため込んでしまう。不満が溜まるとそれが怒りに変わり、心身の異常をもたらすことになるのだ。
「人生、冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に堪え、以て大事を成すべし」これは、中国清の時代の哲学者で政治家でもあった曽国藩の言葉である。誰の人生にも様々な局面があり「どうにもならない」深刻な時期がある。こうした時期に大事なのは「じっとしている」ことだ。
現状を受け入れるということは、自分自身を受け入れることであり、自分の状況を受け入れることであり、自分を取り巻く世界を受け入れることだ。受け入れるということは、自分の欠点や過去の失敗、恥ずかしかったことなどを思い返して、見つめなおす作業である。
あなたは、人生の目的を明確に持っているだろうか。この目的は何であってもかまわない。そもそも人生の目的など、そう簡単に見つからないし、理解できるものでもないのだ。人生の目的は、それまで身に付けてきた知識や体験によって初めて定まっていく。
幸福を手に入れる為に、最も重要な事は感謝である。周りや内側に存在するあらゆるものに秩序がある事に気づくと、満ち足りて自然と感謝の気持ちになることができる。全ての出来事をただ受け止め感謝すると、全ては完璧な秩序の中にある事が実感できる。
幸福というのは、人それぞれ違うものだ。しかし、ほとんどの人が、みんなが目指す方向に幸福があると信じている。本来、幸福とはそれぞれの価値観で決まるものである。ある人には幸福と感じることも、他の人が不幸と感じる事もあるはずだ。
日本では、毎年のように、水害や土砂崩れで多くの人々が命を落としている。2030年代にはかなりの確率で大地震が起きるともされている。しかし私たちは、自分の人生が永遠に続くかのように錯覚しているのだ。多くの人が、大事件にはそれほど心を騒がせない。
「自分は、いったい誰の人生を生きているのだろうか」あなたは、ふとこんな疑問を持ったことはないだろうか。あなたの人生の中で、他人に決められた部分は、いったいどれくらいあるだろう。他の誰かの望みのせいで、嫌いな職業に付いてはいないだろうか。