人間は年齢を重ねるほどに利口になっていく
歳を重ねるというのは、利口になることなのだと最近特に実感する。この世界を動かしているのは、人間の考える思惑や感情なのだが、これが、大きな流れになって世の中を動かしている。こうしたものの端っこが、なんとなく感じ取れるようになったのである。
歳を重ねるというのは、利口になることなのだと最近特に実感する。この世界を動かしているのは、人間の考える思惑や感情なのだが、これが、大きな流れになって世の中を動かしている。こうしたものの端っこが、なんとなく感じ取れるようになったのである。
時間が足りないと感じるのは、目の前のことをやらずに悩んでいるからだ。人間は一度に一つのことしか出来ないので、それだけに集中したほうが何事もうまくいくしスピードが早くなるのである。忙しい感じるのは先のことを妄想して、頭の中で忙しいと焦っているだけだ。
全ての人は、生まれると同時に死に向かって歩み続けている。これは、だれ一人として例外のない現実だ。何もしないでいる間にも、時間だけは、刻々と過ぎていく。そして、人生も終わりに向かって刻々と進んでいるのだ。その道は、どこまであるか誰にも判らない。
時間資本主義の考え方は、私たちが誰も均等に持っている時間を、いかに効果的に使っていくかによって、その人の人生が決まるということだ。あなたの持っている時間は有限である。自分の時間を大切にしようとすると、人間関係を見直す必要が出てくる。
現代社会は時間を容赦なく奪っていく。世の中には、他人に時間を消費させることで儲けようとするビジネスが、数多く口を開けて待っている。こうした罠に無防備に捕まると、他人の儲けの為に人生の大部分を消費させられてしまう。
人間というのは、暇なときほど魔が差すものである。暇な時はたいてい、いろいろな事を考え始め、疑い、不安、恐れ、心配事が、心の中に、ふつふつと湧いてくる。優先順位の高いものが存在しない時間や空間は、自動的に優先順位の低いもので満たされていくことになる。
この世界は、何かを得るためには何かを引き換えにしなければいけないというのが大前提になっている世界である。何と何を引き換えにしていくかということは、その人の自由ではあるのだが、その結果として、何を犠牲にするかを常に考えておくことである。