あなたが失業する可能性は高まっていく

失業しても金を稼げるようになっておく

あなたは、もし突然に職を失ったらどうやって収入を得るだろうか?そんなことは、ありえないと思うかもしれないが、今後かなりの可能性で、失業することが起きてくるだろう。今の時代に安定というのは幻想である。ある日突然、誰にでもそれは起こる。だから、自分で収入の流れを作れるようになっておくことだ。(内田游雲)

profile:内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。小規模事業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを専門に行い、30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

世界は自動化が進み失業する人が増える

あなたは、もし突然に職を失ったらどうやって収入を得るだろうか?

そんなことは、ありえないと思うかもしれないが、今後かなりの可能性で、失業することが起きてくるだろう。

今、世の中の物事はどんどん自動化されて、人間が直接手を下さなくても作業が進むようになっている。車の運転さえ数年後には自動化されるだろう。宅配がドローンに置き換わる日は、すぐそこまで来ている。

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事務作業などもそうだ。大手も中小企業も事務作業だけで何十人と雇ってるところ 多いのだが、あんなのパソコンの設定したらあとは、 全部PCがやってくれるという事を知らずに、企業は一人当たり毎月20万円ほど出してスタッフを雇っている。

単純に、10人雇ってたら 20万 ×10人=200万円 の毎月の出費になる。世の中にはそういった仕事がたくさん転がっている。パソコンや機械が単純な繰り返し作業などを、人間の何億倍のスピードでこなす。さらにAI(人工知能)が、人間が考えることすらやることになる。人が1やるとしたら機械やPCは億やるのだ。

これで人間に金を払う必要があるのだろうか?

決済
商品開発
顧客名簿整理
商品受注
価格差リサーチ
etc…

こうしたことは、AIが正確に ものすごいスピードでやっていく。

私たちは歪の間でかろうじて生きている

こうした機械ができる共通する点は、

1:パターンが決まった作業を
2:繰り返し、繰り返し行う

という事だ。

身近なとこで言えば銀行のATMとかも完全にパターンが決まって繰り返し作業である。だから昔に比べて銀行の窓口、人が減っている。10年前には、若い女性の窓口係がいて奇麗な人に当たらないかなと、ワクワクしたものだが、今は、どんどん人が減っている。

そもそも、インターネットで手続きすれば、ほとんどがコンビニのATMで済んでしまう。カードで買い物していれば、それすらも必要なくなる。

こうした状況になってくると、今ある職業そのものが 無くなるのが当たり前だ。今、私たちが給料もらって飯食えてるのは、これに気付けてない企業の「歪」で生活できているだけである。

私たちは歪の間でかろうじて生きている

自動化できるとこはとことん自動化して、どうしても 人手が必要なところだけは、マクドナルドみたいにマニュアル化して、 その通りに動いてもらって時給1000円。これが、今の企業の姿である。

だから就職難、リストラ、給料カットとかは、もはや当たり前だ。就業率が上がっても、それは派遣社員だけ。この流れはいたって自然な事だ。

とはいえ、雇われている人が全員危機なわけでもない。しっかりとスキルを持っている人、必要とされている人間は残っていく。

グローバル化の波が失業を増やす

しかし、ここでグローバル化が問題になっていく。スキルがある人は世界全体の人材と競争しなきゃいけない。一つの枠を死活問題かけて勝負せざるをえない。これはこれで、かなりきついだろう。

今、大手企業は、かなりの数が、英語を公用化している。これは、英語ができないと落ちこぼれるといった話ではない。

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ここ勘違いしている人が多いのだが、英語を公用化すると、日本語というハードルがあった仕事が、英語圏に開放されるということだ。つまり、大量の労働者が日本に流れ込んでくる。

労働者は日本に来て働く方が得で、企業は能力がない日本人(ただ働くだけの人)に、時給1000円を払うより、能力が高い外人に金払った方がよいと、既に実行しはじめている。

ある日突然に失業したらどうする

さらに、サラリーマンでなかったとしても、職を失う可能性はいくらでもある。

リストラ
解雇
会社の倒産

今の時代に安定というのは幻想である。ある日突然、それは起こる。だから、こうしたことが現実になる前に副業でもなんでもいいので、自分の足で立ってゼロから稼げるようになっておく必要があるのだ。

サラリーマンだけでいて会社に依存していると、自分や家族の命を会社に握られているのと同じである。

さらに会社のトップが能力が高く、今の時代の変化についていけるのであればいいのだが、おそらくかなりの会社がこれからの時代の変化に飲み込まれていくだろう。これは、非常に危ない状況だ。

だから、いつ会社が無くなっても大丈夫なように自分で収入の流れを作れるようになっておくことである。会社を辞めろと言っているのではない。会社に勤めながらでも、収入を作るスキルは磨くことができるだろう。

重要なことは、会社に依存して頼り切ることはもう止めるべきだ。のんびりしている時間は、もう残されていない。

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