チャンスは身近なところにこそある
人は、どこか特別なところにチャンスがあると、つい勘違いをしがちである。しかし本当のチャンスは、身近にこそあるものだ。目の前のことをしっかりとこなすことで、現実のチャンスを手に入れることができていたことを後から気づくものなのだ。
人は、どこか特別なところにチャンスがあると、つい勘違いをしがちである。しかし本当のチャンスは、身近にこそあるものだ。目の前のことをしっかりとこなすことで、現実のチャンスを手に入れることができていたことを後から気づくものなのだ。
思い入れと思い込みは、似ているようで全く違う。思い入れは、何かに深く思いを寄せることで、そこにはまだ客観的な自分がいる。それが思い込みに変わると、もはや、客観的な自分はどこかに行ってしまい、真実が見えなくなる。
今、何かが上手くいっていないということは、まだ、その時機ではないということである。どんな物事であれ、上手くいくタイミングであれば自然と結果が出るものだ。しかしこれが、その時機ではないと、どれだけ頑張ったとしてもなかなか上手くいかない。
物事がうまくいかない。問題が起こる。こうした時には、最初に自分の考え方が間違っていないかどうか、確認する必要がある。基本の考え方が間違っていると、問題が大きく発生する。これを解決する為には、その元凶となっている自分の考え方を変える必要があるのだ。
人間は誰であっても先を見すぎる傾向がある。先を見すぎて今が見えなくなるのだ。まだ見ぬ未来の不安に怯えて恐怖が心を支配し、一歩が踏み出せなくなってしまう。あなたの人生は日々の選択の積み重ねだ。今この瞬間の積み重ねなのだ。だから、今を生きるしかない。
何かを実現させるためには、まず、最初に願望をしっかりと持つことだ。次にそれが実際に実現するものだと期待するのである。さらに、それが確信へと変われば、実現することになる。この、自分の心の中の動きを、しっかりと変化させることだ。
物を得たからといって幸福にはなれない。なぜなら、幸福とは心の状態を言うからだ。あんなにワクワクして楽しみにしていたのに、欲しい物が手に入ったとたん急に気持ちが冷めていく。物を得ることでは、決して幸福は得られないのだ。大事なのは心のありかたである。
頑張っているから、これだけ努力をしているから、だれかがそれを見つけて引き上げてくれる。そう思っている人がいる。常識的に考えてみればいい。そんなことあり得ないのだ。今の時代は人を求めて捜し歩くようなことをしない。それだけ世の中が忙しくなったのである。
借金で苦しむようになると、借金が悪いことのように感じてしまうものだ。しかし、よく考えてみれば、自分を信頼してお金を貸してくれたたということは、その時には味方だったはずだ。自分の考え方が変わって、勝手に敵のように感じてしまっているだけなのだ。
人間は、見たいものしか見ていないものだ。だから、目の前にあっても、自分が興味のないもの、考えの外にあるものは、認識できないのである。必要なものを探していても、それが、自分が意識しているものでない限り、見ることができない。