過去を後悔したり未来の取り越し苦労をしない
人間の悩みのほとんどは、過去の後悔や未来の取り越し苦労が大きな原因となる。しかし、過去は絶対に変えることはできないし、まだ起きていない未来のことに思い悩むことも、まったく意味がない。現実として存在するのは、今、ここ、この瞬間!ただ、それだけだ。
人間の悩みのほとんどは、過去の後悔や未来の取り越し苦労が大きな原因となる。しかし、過去は絶対に変えることはできないし、まだ起きていない未来のことに思い悩むことも、まったく意味がない。現実として存在するのは、今、ここ、この瞬間!ただ、それだけだ。
人間は誰もが生き方のクセを持っている。自分の過去を振り返ってみると、同じような状況で、同じような判断や行動をして、同じような結果になっているものだ。これが、生き方のクセだ。クセだからその判断や行動は、無意識のうちに行われている。
不幸というのは、自分の中で不幸だと決めている場合が多い。本来物事には不幸も幸福もない。ものすごい不幸だと思うことも、見方を変えれば幸運だったということもある。不幸や幸福とは、自分自身の心が作り出す価値観であって実在ではない。
何かに迷ったり、新しいことを始めたりする時に、誰かに相談することがある。ただし、この相談をする相手を間違ってはいけない。自分と同じの夢に既に到達した人にアドバイスを求めるべきである。しかし、多くの人が全く関係ない人に聞いてしまう。
人間の能力を規定するのは、思考とイメージと感情である。中でも感情は、最終的な接着剤のようなものであり、これがプラスにならないとプラスの結果が生まれない。逆に感情がマイナスになると、マイナスの結果が生じやすくなるのだ。
物事は最終形を明確にイメージできていないと、結果につながっていかない。結果を左右するのは、その人が持っているイメージ力なのだ。否定的な考えにとらわれると、この成功のイメージができないので成功へのハードルが上がってしまう。
普通の成功ではなく、歴史に残るような成功を収める人は、変人扱いされることが多い。人並み外れた成功は、人並み外れた考えや行動からもたらされるので、時として変人と揶揄されるのだ。しかし、それを曲げずにやり続けることで、驚く程の成功を収めるのである。
何かの夢に向かって努力しようとすると、必ずそれにブレーキをかける人がいる。自分の狭い価値観と思い込みという常識を振りかざして夢を妨害している。夢を実現するためには、他人に話してはいけない。こうした常識を振りかざす人たちから自分の意思を守るためだ。
成功するためには、成功した状態をイメージすることだと言われている。そのポイントには3つある。できるだけリアルに、できるだけ具体的に、そして、繰り返し思い続けることだ。3つの中で最も重要なことが、最後の繰り返しの部分である。
他人に行動してもらうには、説得しても上手くいかない。人間は納得しないと行動しないからだ。そのため、いくら上手に理路整然と説得しても、全くといっていいほど行動しないのだ。人間は、感情が動いて初めて納得する。