恋愛における出会いの真実を知っているか

profile：内田游雲（うちだ ゆううん）
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。中小企業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを中心に行う。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「洩天機－運の研究」は運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営（メルマガ編）】も発行中（無料）

「恋愛運が悪くて、まったく出会いがないのですが、どうしたらいいですか」

これが、私が恋愛に関して一番多く受ける質問である。
このよくある質問の裏に、男と女に関する重要なことが隠されている。

まず結論から言うと、「出会い」というのは、女性の側が出会いがあったと認識することである。
つまり、そこには、男性の側の何らかの行動があって、それで女性が「出会い」があったと認識して、初めて「出会い」が成立するということになる。

では、そもそも、「出会い」とは何だろうか？

まずは、そこから考えてみればいい。

あなたは、どういうことを「出会い」だと思うだろうか？
そこをを考えたことあるだろうか？

たとえば、道を歩いていて、凄くタイプの女性（男性）とすれ違ったとする。これは、「出会い」だろうか？

すれ違っただけだから、これは出会いではない。
ただ、すれ違っただけでは、どう考えても「出会い」とは言えないのは誰でもわかるだろう。

では、男性が、その女性に声をかけてナンパをして、電話番号（LineでもＯＫ）を聞いたとする。

今度は、どうだろうか？

これは、当然「出会い」になるだろう。

次は、がんばって声かけたけど、無視されてしまった。
これは、まあ「出会い」ではない。

ここに、「出会い」の本質が隠れている。
そこが解るだろうか？

つまり、「出会い」というのは、女性の側が出会いがあったと認識することなのである。
つまり、一般的に男性側の何らかの行動があって、それで女性が「出会い」があったと認識して、初めて「出会い」が成立するのだ。

最初の男性側の行動は、声かけるでもいいし、電話番号を聞くでもいい。
女性の側が、その結果として、「出会い」と認識できるかどうかがポイントだということだ。

ここが見えてくると、いろいろなことが解ってくる。

たとえ合コンしたところで、必ず出会いがある訳ではない。
出会いとは、つまり女性側の認識だからだ。

例えば、キャバクラで好きな子がいて、お店に何回も通って大金をつぎ込んだとしても、それは、ただのお客でしかないということになる。
結果的にキャバ嬢に「出会い」と認識されないと、恋愛には発展しないということなのだ。

これは、風俗であろうが、ガールズバーであろうが、合コンであっても、また街でのナンパであっても、全く同じことだ。

じつは、世の中には「出会い」は山ほど溢れているのだが、ほとんどの人が出会えていないということが真実の姿なのだ。
つまり、いろんなチャンスを捉えて、女性に「出会い」を認識させることが、男性側ができていないから、「出会い」が無いとなってしまうことになる。

もちろん、当然のことながら、出会いが無ければ恋愛などもできない。
だから、ただ出会いの為の行動を起こさずに黙って生きているだけでは、出会いが無くて当たり前である。

反対に言えば、どんな場所でも「出会い」そのものは、存在することになる。
出会いとは偶然に起きるものではなく、創り出すものだからだ。

ここで、もう一つ衝撃的な話をしておくが、男性側が「出会いがない」と嘆いている以上に、女性はもっと「出会いがない」と思っている。

これは、衝撃の事実である。

相手の女性が、キャバ嬢であれ、風俗嬢であれ、会社の同僚であれ、人妻であれ同じことだ。
つまり、女性側から見れば、出会いと認識できる男性が、ほとんどいないという現実があるのだ。

それは、あたりまえで、ほとんどの男性が、こうした「出会い」の本質を理解していないからそうなっている。
「出会い」とは、女性に「出会い」と認識される事だと知っていれば、話の内容も変わるし、行動も変わってくることになるだろう。

どうすれば、「出会い」と認識されるか？
どんな話をしたり、どういった行動をすれば印象に残るか？

こうしたことを常に考えていれば、少なからず会話や行動が変わっていくことになる。
そうすることで、「出会い」が増えていくようになる。
しかし、このことを95％以上の男性は、理解していない為に、ほとんどの女性が「出会いがない！」と嘆くことになってしまうのだ。

これはもう、完全に男性側の責任である。

あなたが男性なら、女性と話すとき、どうすれば「出会い」と認識されるかを考えて話してみることから始めればいい。
間違いなく、おどろくほど「出会い」の数が増えていくはずだ。

恋愛運が良いとか悪いとか考える前に、まず、この出会いの本質を理解しておくことだ。