問題解決に近道は一番危険になる
何かを達成しようとした時や
困難に見舞われた時などに
解決のため、人はどうしても
少しでも近い道を行こうとする
しかし、そこには落とし穴が
待ち受けていることが
往々にしてあるのだ
これが、人生の罠である
状況が切羽詰まっているほど
この罠にはまりやすくなる
人間は、どうしても近道を
選びたくなるが回り道は
決して無駄ではないどころか
経験値が上がる機会になるので
長い目で見ればプラスに働く
要素の方が強くなる
回り道して力を養っていくことで
結果が良くなる場合が多いのだ
一見遠回りでも、確実な道の方が
結局は、最短距離であることが
現実には多いものだ
重要なのは目的を達成すること
これは、会社やお店などのビジネス経営にも当てはまる。経営の目的が明確で確固たるものであれば、たとえ回り道をしてしまったとしても必ず道は開けるのだ。
「私はなぜこれをしているのか?」
このように、自分自身の本来の目的を常に明確にしておくことで、近道という誘惑に惑わされずに必要な道を選ぶことができるものである。
どういう経路が目的地までの最短距離だったのかは、じつは誰にもわからない。早いスピードで進んだ人が目的地に辿り着けるとは限らないのだ。
結果が出ない苛立ちも当然あると思いますが、しかし、経験値は確実についてくるものだ。回り道は決して無駄ではないどころか、他人よりも経験値が上がる機会になるので、長い目で見ればプラスに働く要素の方が、むしろ強いものなのである。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
profile:内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。小規模事業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを専門に行い、30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は、運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
profile:瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。