人間としての自信は恋愛から生まれる
年齢が上がってくると恋愛はもういいという人が増えてくる。一般的な動物は、繁殖期が終わると死んでいく。つまり、繁殖とは、生命のエネルギーそのものなのである。男性は誰であっても、年齢を重ねるとともに、自信がなく老いぼれて見える。それはなぜかというと、オスとしての自信が無くなってくるからだ。つまり男としての自己重要感が減ってくるのである。(内田游雲)
profile:内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。中小企業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを中心に行う。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトの「運の研究-洩天機-」は運をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解し経営を考える「気の経営」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
恋愛はもういらないという男たち
男性は誰であっても、年齢を重ねるとともに、自信がなく老いぼれて見える。それはなぜかというと、オスとしての自信が無くなってくるからだ。つまり男としての自己重要感が減ってくるのである。
こうした男性が自信を取り戻す、もっとも手っ取り早いのは、恋人をつくることだ。なぜなら他人から「好き」と言ってもらうことが一番自分を好きになれる方法だからだ。
年齢が上がってくると恋愛はもういいという人が増えてくる。50代の男性にアンケートを取ると、かなりの割合で、
「恋愛には興味が無くなった。」
「もうそんなことを考える年じゃない。」
こうした意見が多くなるのである。
しかし、こうしたは、外から見ると、例外なく老いぼれて自信がなさそうに見えるものだ。それはなぜかというと、男性としての自己重要感が減ってくる。つまり雄としての自信が無くなってくるからに他ならない。
一般的な動物は、繁殖期が終わると死んでいく。つまり、繁殖とは、生命のエネルギーそのものなのである。だから、それを否定し始めたら、もう老いぼれになるということだ。あとは、死を待つだけ・・・
そんな状態で、自己重要感が足りないから自信がなく見え、魅力もなくなり、モテもせず、金も稼げなくなるのだ。
男性が自己重要感を充足する方法
男性が自信を取り戻す、もっとも手っ取り早いのは、恋人をつくることだ。
自己肯定感を外から注入する方法はいくつかある。
宗教とか自己啓発セミナーとか・・・
しかし、これは、一時的な自己肯定であって、時間と共に消えていく。ところが、恋愛をして誰かと付き合うのは、もっとも本質的な自己重要感につながるのである。
彼女という存在は、あなたの悪いところもはっきり指摘してくれるし、それ以上に「あなたのここがいい」と言って、くっついたり甘えてくれたりする。そうすると、自分のいいところが自覚できたり、人を幸せにしてるという実感が持てるようになる。これが最も自己重要感が上がる方法なのだ。
なぜなら人から「好き」と言ってもらうことが一番自分を好きになれる方法だからだ。これは、女性も全く同じで、異性から愛されることが最も自己重要感を充足するのである。
まずは姿勢をよくすることから
さらに、自信のない人に共通することが、姿勢の悪さである。まず、ここを最初に注意してほしい。
背筋を伸ばして、胸を開き、お臍の下の丹田を意識して力を入れる。その状態で話をすると、堂々として声に力が入り、自信ありげに見えるものだ。
実際、姿勢に気をつけるだけで印象は大きく変わる。自信がなさそうに見える人は、必要以上に自分を守ろうとして体を小さくし、前傾姿勢で見上げるように見ることが多い。この姿勢は、必要以上に卑屈に、自信なさげに見せてしまうものだ。女性は、「一生懸命自分自身を守ってる男」には絶対に惚れない。そういう姿勢でいるから、モテなくなるのだ。
姿勢は、人のの印象を180度、変えてしまう。姿勢を良くして、ちゃんと相手と体を開いて向き合う。ただこれだけで、自信があるように見えて、関係性が大きく変わる。自信があるから堂々としてるのではなくて、堂々としているから自信が出てくるのである。